序章~プロローグ~28 | 好き勝手に物語を書くぞ~♪

序章~プロローグ~28

ミカエルは「エレナ、当然の事をするのだ、気にするでない。」と言った後「…では始めるぞ。」と続けて言うと、ミカエルの両手が輝き出し、光の玉が現れてエレナの魂を暖かく包み込んでいった。
『転生の力』の発動である。
徐々に光の玉が輝きを増し、更に大きくなっていくとミカエルは「本当にすまなかったなエレナ、そなたが生まれ変わる頃には、人々が安心して幸せに暮らしていけれる様な世界に必ずしておく。」と言った。
ミカエルはエレナの魂に誓い、『転生の力』を完成させた。
(…ほんとうに…ありがとう…ございます…ミカエルさま…ですが…さいごにひとつだけ…よろしいですか…)とエレナの魂は問いかけて来た。
ミカエルは「何だ?」と聞くと(…このしんでんの…ほかのへやに…いっぽんのたいじゅがあって…そこに…せいれいがいます…ミカエルさま…どうか…そのせいれいを…すくってあげて…ください…)とエレナの魂は告げた。
「精霊?…その様な者も居たのか…。」とミカエルは言って再び天使の亡骸を見ると(奴はいったい何時からこの様な事を計画していたのだ…。)と思った。
少したってミカエルは「…分かった、その精霊は必ず救っておこう。その後、二度とこんな事が起こらないようにこの神殿は破壊しておく。」と言うと(…ありがとうございます…)とエレナの魂は応えた。