「ヒロコ先生は、エネルギーの動きとか、エネルギー体を見る事が出来るんですか?」
もちろん見えてます!
が、皆様に頻繁に問われるこの質問に、うまく答えようとはするものの、なかなか難しい。
というのも、セッションの中で起こるエネルギーの動きは、毎回全く違う様相なので、こういうものだよ〜とか、こんな動きだよ〜とか、単純に説明できないのである。
ある一定の法則は見出せるが、どれもこれも、はっきりと因果関係を断言できるわけではない。
今回は、比較的誰もが生体エネルギーの動きや存在を目視しやすい「エーテル体」と「開放系のエネルギー」についてお話ししよう。
「エーテル体」 ヒトの周りにあるエーテル体は、比較的容易に認識する事が出来るエネルギー体。
人の姿をぼーっと見つめていると体の周りに陽炎(カゲロウ)のようなものが見え始める。0.5mmから20cmの幅で目視できるが、エネルギー的身体が成長している方ほど、輪郭がしっかりと見え、幅の広がりもしっかりと動的に見える。
「エーテル体」は、ゆらめきながら膨張したり、色彩が変化したりしている。
体の周囲にあるエーテル体は、少々の訓練で、誰でも見えるようになるが、体の内側に存在しているエーテル体を見るようになるには、かなりのトレーニングが必要だ。
「エーテル体」を、視覚的にどう見えているか、代表的なものを列記しておこう。。
「金色の蜘蛛の糸のような細い光でできたグリッド状または、メッシュ状のエーテル体が浮かび上がってくる」
「明るい」
「透明」
「霧やモヤがかかっていないクリアな状態」
「揺らぎがコヒーレントな(整然とした)リズム感でうごめいている」
「膨張して広がりを見せたり、収縮したりする」
「白光色から金色」
「構成物(素粒子?)の密度にはムラがあって、濃密な場所と希薄な場所が混じり合っている」
「開放系のエネルギー」とは
生物の自己調整力で最も重要なことは、「私」の中にある「私らしくないもの」または「私に必要ないもの」を開放してゆくことかもしれない。
身体に溜まる老廃物や化学物質と同様に、有害なエネルギーも開放系のエネルギールートを使って、日々放出されている。
エネルギーは、摂取または、吸収すれば良いというものではなく、不要なものは代謝されるべきである。
細胞の新陳代謝もエネルギーの新陳代謝も、「動的平衡」の摂理の中で、生命の恒常性を確保している。
バイオフィールドセラピーは、受け手にとって不要なエネルギーを手放すことからゆっくりと始まっていく。
この「開放系のエネルギー」は 目視しやすい動きをしている。
なぜ感知しやすいのか。。。それは、受け手のバイオフィールドに存在するエネルギーの中で、最も振動数が低く、暗く、構成物が濃密、質量が重い状態のものだからである。
このエネルギーの解放が起きる場所は、ある程度、規則性があるようだ。
最も大量に放出するのは太陽神経叢(ソーラープラクセス)みぞおちあたり。
この辺りから放出されるエネルギーは、大きなうねりとして湧き上がるものと、小さな発火を伴うもの、うろこ雲が流れるように変化するものが大半である。
次によく見るのは、眉間「サードアイ」のあたりからの放出。
ここからの噴出は、個人差が大きい箇所である。
サードアイのチャクラが活性化しているかどうかで、エネルギーの現れ方が大きく違っており、特に眉間から噴出するエネルギーが作り出す立体的な造形物のフォルムは、驚くほど個人差がある。
「扇形に広がっていく」
「真っ直ぐに立ち登ってゆく」
「タマ状のものを何個も出す」
「逆涙型でゆらゆらと眉間から風船のような形で繋がっている」
「白煙を噴霧しながら電気的発火も伴う」
「サードアイからクラウンチャクラまで全体に大きな反応を示すケース」
*開放系のエネルギーが発現するそのほかの場所
それは、穴という穴から噴出する。
鼻の穴、口元、目のまわり、へそ周り、肛門から 解放されていくエネルギーをはっきりと見る事ができる。
マイナスエネルギーの放出が落ち着くまで、セラピストは見守るだけである。
その代謝プロセスは、激しい時もあれば、穏やかに静寂の中で粛々と進む時もある。
開放系システムがおとなしくなってきた頃、エーテル体もアストラル体(感情体)も
本来の輝きを取り戻しつつあることに気づく。
そしてこの状態になって初めて、高振動のエネルギーを高次の源から受け手のバイオフィールドに、滔々と中継してゆくのだ。
クレンジングされたバイオフィールドは、エネルギーの流れを遮るものがない。
どんなに精妙で、繊細な高振動のエネルギーでも、難なく受け入れる事ができるのだ。
サトルエネルギー(精妙なエネルギー)は、清められたフィールド(場)との相性が良い。
ヒーリングの手順を間違えなければ、セッションの精度は常に最高のものを担保されるようだ。