「イーオン・フラックス」を見た。 | ファンタジー人名辞典のブログ(仮)

「イーオン・フラックス」を見た。

ジェネオン エンタテインメント
イーオン・フラックス プレミアム・エディション

まあ、一言で言えば女性版「マトリックス」?
圧政を敷く体制(政府)に反対するレジスタンスのエージェント。
次第に暴かれる謎と、真実だと信じていたものの崩壊。


2011年、未知のウィルスが万延し人類は滅亡の危機に。
科学者グッドチャイルドがその治療法を発見したことで、
以降、400年もの永きの間、グッドチャイルド家の治世が続いていました。

2415年、地球に残された唯一の閉鎖都市・ブレーニャは、
一見、完璧で平和に見えていながらもどこか人類の黄昏を感じさせる。
その中で政府によるものと思われる消失する人々のために、
政府打倒を目指すレジスタンス組織モニカンが暗躍していました。

その優秀なエージェントの一人、イーオン・フラックス。
政府にその素性はまだ知られていないと思って、
中央機関に潜入工作を成功した矢先、妹ウナは殺害されてしまいます。

政府への憎しみを更に強くしたイーオンは身を隠し、
元首トレヴァー・グッドチャイルド暗殺の指令を受け、
仲間のサンドラと共にその任務実行に向います。

しかし、世界はイーオンたちが見ていたものだけではなく、
イーオン自身の出自の謎も絡む大きな闇があったのでした。


やはり戦う女ってかっこいいなあ、なんて思ったり(笑)。
イーオンも、足に手を移植しているサンドラも、
縦横無尽に動きまくります。
イーオン役のスレンダーな身体のシャーリーズ・セロン、
えんじぇるは未見ですが「モンスター」の姿からは想像もつきません(笑)。

所々、日本風味な要素がのぞくので興味深いです。
ウナの家に畳のようなスペースと和風な壁、
日の丸をベースにしたと思われるポスター、
部屋の中にさりげなく置かれた盆栽。
ラストのバトルシーンも桜の植えられた庭園(?)の中です(^-^)。
(↑って良く見たら桜じゃない?)

永遠に続くと思われる平和によりそうようにある閉塞感、不満感。
満たされているはずの科学技術の進んだ中にある生活。
やはり科学と対峙する自然(現象)という要素が、
オーソドックスな独裁者による政府対レジスタンスという設定の向こう側にあります。

レジスタンスから見た政府、政府から見たレジスタンス。
お互いが同じ舞台に上がって、客観的に見た互いの姿。

また、組織の中の一人としての人間。
自然の中にいる(はずの)人類。
科学の進んだ中で見失ってしまった立場と重要性。
憎むべき政府を倒すことに精一杯だったイーオンがつきつけられる現実で、
未来は新しく動き始めるのです。

しかし、それは決して、垣間見せられた甘美なものではなく、
厳しい過去の過ちに溯る真実の清算なのでした。


って、公式サイトがあったのでクリックして見た所、
何も身動きできなくなって心臓が止まりそうでした(^^;。
画面サイズが固定で、しかもノンストップでプログラムが作動するようで、
止めるにはどこをクリックすればいいのかわかりませんでした(T_T)。
えんじぇるみたいにフルサイズでないパソをお使いの方はご注意を(^^;。

パラマウント・ホーム・エンタテインメント・ジャパン
イーオン・フラックス オリジナル・アニメーション コンプリートBOX

↑「マトリックス」の「アニマトリックス」のように、
実写映画では描かれていない部分のアニメがあるそうです。
どんなのでしょうね?