ヤトロファクルカスには、トウダイグサ科の植物の多くで見られるホルボールエステルと言う毒性が含まれます。

その他の毒成分も含んでいますが、ホルボールエステルが一番厄介で、非常に強い発がん性誘導物質です。


親油性なので、油にも、油分が残っている搾りかすにも含まれます。

樹液のラテックスにも含まれていると言われており、これらに対する収穫・加工および廃液・廃棄物の処理をどのように対応していけばよいかの検証が必要です。


ヤトロファ油をバイオ燃料として使った場合、完全燃焼もしくは一定以上の高温でエンジン内で燃焼することでホルボールエステルはなくなると思われますが、これもきちんとしたデータで検証することが必要と言えます。


まだまだ検証すべきことが多いですね。


ヤトロファがブームとなっていますが、その生産性や毒性についての検証は、歴史が浅いため非常に稚拙です。


乾燥に強く・油脂を生産する植物として、大変有望な植物ですが、すべての面において完璧な植物ということではありません。


取り組もうとされる方々は、慎重に進めていかれることを強くお勧めします。