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2005年05月07日10時47分

石油元売り各社は4月末までに、沖縄県や一部の離島を除く全国のガソリンスタンドで、レギュラーガソリンと軽油に含まれる硫黄分を従来の半分以下に減らした。国の規制を軽油で2年、ガソリンで3年前倒しした。石油業界としては、排ガス中の有害物質が減る利点のほか、自動車メーカーの新型車開発に当たり排ガス対策との両立が難しい燃費向上が進む効果を期待している。

 硫黄分は従来、ガソリンは30~40ppm、軽油は50ppm以下。「サルファーフリー」と呼ばれる新商品は10ppm以下で、世界でも最低水準となる。

 自動車燃料の硫黄分は、排ガス処理装置の触媒の機能を低下させる。燃費のよい希薄燃焼型エンジンは排ガスの有害物質が多いという欠点があるが、硫黄分の少ない新燃料なら排ガス対策が容易になると、石油連盟は強調する。

 自動車メーカーも「すでに市販中の車に新燃料を使っても、触媒の劣化を防ぐ効果がある」(ホンダ)と歓迎する。

 ガソリンや軽油は元売り同士で相互に商品を融通するため、成分変更は一斉に踏み切る必要がある。業界内には前倒しに慎重な意見もあったが、東京都のディーゼル車規制問題をきっかけに環境への配慮を求める声が高まり、早期導入を後押しした。

-------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------低硫黄になると粘性が下がってエンジンをいためる可能性が出てきます。エンジンの寿命を縮めてしまうと結果的に環境に負荷をかけることになり得ます。是非粘性アップのために低硫黄軽油にはバイオディーゼルを混合して欲しいですね。