廃食油で車走らせます田辺市の物流会社BDF燃料 装置導入し自社精製へ【2005年1月6日付掲載記事】
田辺市稲成町の物流会社「キワゼネラルサービス」(倉谷修治社長)は、使用済み食用油を精製した「バイオディーゼル燃料」(BDF)を使って、自社トラックを走らせる取り組みをしている。現在は業者から仕入れた燃料を使っているが、将来、製造装置を購入して自社で精製していく計画。倉谷社長は「世界遺産に登録されたこの地域で、環境に対する意識向上につなげていきたい」と話している。 この燃料に注目したのは、倉谷社長が物流業界の雑誌で、BDFを使う九州の物流会社を知ったことがきっかけ。導入している会社を見学したり情報を集めたりして、昨年10月末から、業者から精製燃料を購入して使い始めた。同社が保有するトラック50台のうち、2トン車3台、1トン車2台が再生油を燃料にして走っている。 BDF燃料は、再資源化した燃料で、軽油に比べて排ガス中の硫黄酸化物、二酸化炭素の発生量も少ないといわれる。車の改造や装備は不要だが、同燃料を使うには、陸運局で車検証に「廃食油燃料併用」と記載してもらう手続きが必要。同社によると、コストは燃料費だけで比較すると、軽油の半額以下になる計算という。 同社のトラック運転手は「配送で山間部に行くので不安だったが、坂を上る力も燃費も軽油と変わりない。たばこのポイ捨てもしなくなり、環境への意識も生まれた」と話している。 現在は、業者から仕入れた精製油を使っているが、将来的にはBDF燃料製造装置を購入する計画で、一般家庭から回収した使用済み油を精製し、自社トラックの8割を走らせたいとしている。
全国では、京都市が1997年からBDF燃料を約220台のごみ収集車に導入するなど、自治体で取り組むところも多い。県内では、印南町の石油販売会社が独自のBDF燃料を開発しているほか、熊野川町の住民団体が小型プラントを設置して廃食油から燃料を精製している。
田辺市稲成町の物流会社「キワゼネラルサービス」(倉谷修治社長)は、使用済み食用油を精製した「バイオディーゼル燃料」(BDF)を使って、自社トラックを走らせる取り組みをしている。現在は業者から仕入れた燃料を使っているが、将来、製造装置を購入して自社で精製していく計画。倉谷社長は「世界遺産に登録されたこの地域で、環境に対する意識向上につなげていきたい」と話している。 この燃料に注目したのは、倉谷社長が物流業界の雑誌で、BDFを使う九州の物流会社を知ったことがきっかけ。導入している会社を見学したり情報を集めたりして、昨年10月末から、業者から精製燃料を購入して使い始めた。同社が保有するトラック50台のうち、2トン車3台、1トン車2台が再生油を燃料にして走っている。 BDF燃料は、再資源化した燃料で、軽油に比べて排ガス中の硫黄酸化物、二酸化炭素の発生量も少ないといわれる。車の改造や装備は不要だが、同燃料を使うには、陸運局で車検証に「廃食油燃料併用」と記載してもらう手続きが必要。同社によると、コストは燃料費だけで比較すると、軽油の半額以下になる計算という。 同社のトラック運転手は「配送で山間部に行くので不安だったが、坂を上る力も燃費も軽油と変わりない。たばこのポイ捨てもしなくなり、環境への意識も生まれた」と話している。 現在は、業者から仕入れた精製油を使っているが、将来的にはBDF燃料製造装置を購入する計画で、一般家庭から回収した使用済み油を精製し、自社トラックの8割を走らせたいとしている。
全国では、京都市が1997年からBDF燃料を約220台のごみ収集車に導入するなど、自治体で取り組むところも多い。県内では、印南町の石油販売会社が独自のBDF燃料を開発しているほか、熊野川町の住民団体が小型プラントを設置して廃食油から燃料を精製している。