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Dr.カツタ

私が製薬会社の研究員時代に“副作用のないステロイド剤”を探索することから始まった商品開発。
開発商品の特長や秘話など、分かりやすくお伝えします。
株式会社バイオアーク 代表取締役 勝田公雄

 

【デキサメタソン使用が危険な場合】


デキサメタソンは症状について、

いずれの状態でも有効と予想されます。

でも有効時間はそんなに長くない、効果が切れたとき、

その時何が起きるか。


解熱剤の薬効が切れたとき、

体内では、大量の障害を受けた組織の存在に気付く。

そのとき、体内ではサイトカインストームを大過剰に放出する。これに基づいて

好中球が必要以上に多量に活性化されることになります。

 

それは健常な組織も破壊してしまう。

特に肺組織では好中球から放出される消化酵素を中和する能力が弱い。だから余計に重症化が予想されます!

 


【では重症化を防ぐにはどうすればよいか?】


出来るだけデキサメタソン等の解熱剤を服用しない。


【発熱への対策は】


解熱剤(=デキサメタソン)で熱を下げると

サイトカインによるコロナウイルス抑制作用が消滅する。

これも防ぎたい。


発熱の副作用はなにか?中枢神経系を構成しているタンパク質にあります。このたんぱく質は極めて熱に弱くて、40度付近の温度で変性がおきてしまいます。

 

ですから、40度近辺の高熱が続くと、中枢神経系が回復不能のダメージを受ける。これも絶対防がねばならない。


だから氷枕、脇の下、首等の冷却で38度近辺以下に抑えて、しのぐ。これが重要と考えます。
この位の発熱が続くととても苦しいでしょうが、コロナウイルスによる重症化を防ぐためには大切と考えます。

 

次回からはイソジンについて更新していきます。