Dr.カツタ -29ページ目

Dr.カツタ

私が製薬会社の研究員時代に“副作用のないステロイド剤”を探索することから始まった商品開発。
開発商品の特長や秘話など、分かりやすくお伝えします。
株式会社バイオアーク 代表取締役 勝田公雄

 

【イソジンの有効性について(私見)

 前回からの続き】

 

新型コロナに有効なら、

新型の文字が消えてもそんなに効果は変わりません。
ウイルスや真菌、細菌に対してその種類にあまり関わりなく

ほぼ強力に作用します、その有効性もおおざっぱなんです。

 

そして、その使用目的は手術後の手術創の消毒とかうがいです。このような目的に使用するとき、すごく頼りになる予防薬となります。でも、一旦、感染してしまったウイルスや細菌にたいしては全く無力です。効果はありません。

 

イソジンに合った使い方、以外の使い方をしたとき無力です。

新型コロナウイルスに対する夢の薬ではなく

マスクと同等かそれよりちょっと頼りになるかな?位です。


また、非特異的作用で思い浮かべましたが、

このブログで時々述べる好中球ですが、

好中球は活性化されると非特異的で疾病の悪化の原因になると述べてきました。しかし、その非特異性についても我々の体は対策をとっています。

 

一つは活性化された後にほんのわずかの時間で細胞は死滅して

膿になることで、健常細胞への影響をできるだけ少なくしています。もう一つは周囲の血漿成分中に活性化した好中球から分泌される消化酵素を中和する阻害剤が大量に存在しています。

 

この二つの作用によって健常作用への悪影響を防いでいます。

 

続く。