底なしに愛情が欲しい子に、親ができること。 | 太陽と月と地球4tune

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占いのいなば、稲葉千津です。 

札幌で個人鑑定と占い講座をやっています。 


少し間が空きましたが、

四柱推命鑑定で感じたこと、

をお話したいと思います。


全員ではないのですが、

お子様の鑑定をご依頼してくださっ方には、

あまり明るい話ができなかったかなぁ、

という印象があります。

それでも、

前向きに受け止めてくださった方も多く、

とても感謝しています。


後日、

ある方からご質問を頂きまして、

ご参考になれば、

と思い、

こちらでご紹介させていただきますね。



四柱推命では、

親からどのくらい愛情を受け取ったか、

子供にどのくらい愛情をかけるか、

が分かります。


全員そうなる、

という訳ではありませんが、

親から愛情を受け取ったかどうか、

は、

多くの方の、

その後の人生に大きな影響を与えます。


ただ、

必ずしもネガティブな影響とは限らず。

上手いことバネにしたり、

自分の方が親を助けることができた、

という自信に繋がってる方も、

ちゃんといらっしゃいますので、

そういうことも頭の片隅に置いていただきたいのです。


とはいえ。

何十年も寝食を共にする家族ですから、

愛情のやり取りがうまくいかず、

それで悩みを抱えてしまうのなら、

何か解決策は?

となりますよね。


もちろん、

虐待やネグレストなどは、

論外ですけれど。


親が努力しているかどうか、

と、

子供が愛情を受け取れているか、

に、

因果関係がないというケースもあり。


余計に切ない…、

と思います。



親と子供の、愛情のすれ違い。

理由は二つあって。


ひとつ目は、

親がどんなに子供を思い、

努力していたとしても、

子供の欲しい形ではないから、

愛情として受け取れていない、

ということがあり得ます。


個人的に私はこのパターンでした。

今は、

親への感謝の気持ちと、

欲しい形とは違ったんだよなぁ、

という気持ちと、

両方に正直に、

折り合いをつけて生きている、

って感じです。


この場合は、

親が、何かのきっかけで、

愛情のかけ方を変える、

又は、

親は変わらないと子供の方が悟る、

どちらかで解決します。


時間はかかるかもしれませんが。


私の場合は私が悟りました。


もう一つは、

子供が生まれつき、

底なしに愛情を求めるタイプ、

だった場合。


親の方は、

色々学んだり、

色々努力したり、

色々手配したり配慮したり、

試したり、

するけれど、

もっともっと!足りない!

のアピールがやまない子。


いつになったら?

どうすれば?

と考えてしまう。


結論をズバッと申し上げてしまうと。


このタイプのお子さんが、

完全に満たされる、

というのはとても難しいと思います。


もし運が良ければ、

満たしてくれる誰かとの出会いが、

将来、

あるかもしれません。


それは、

恋人かもしれないし、

先生かもしれないし、

友達かもしれないし、

人ではなく、

仕事とか、

趣味とか、

色々あります。


では、

親が、

なんとかしようと努力するのは、

無駄なのか?

というと、


絶対、絶対、絶対、

そんなことはありません。


なかなか満足してくれなくても、

ピタリと、

愛情のパズルがハマることはなくても。


愛情を持って接してくれた人がいる、

ということが、大事。


その事実が、

人格の軸となって、

人としての道を外れることなく、

ちゃんと進んでゆけます。


届いたか、届いていないか、

満足したか、していないか、

とは関係なく、

愛情を持って接したすべての時間が、

宝物になります。



親の側の心構えとして、

おすすめしたいのは、


いつ、満たされるのか、

どうやったら、満たされるのか、

と悩むのをやめること。


この子は、

満たされないタイプの子だ、

と受け入れてしまうこと。


その上で、

変わらず、、

愛情をたくさんかけて、

毎日を過ごすこと。


もっともっと、

の毎日は変わらないかもしれないけど。

もしかしたら、

少し、

楽になるかもしれない、

そうだといいな、

と思っています。



できる!

四柱推命基礎の基礎講座、

も更新しています。


もしよろしければ、

お読み頂けたら嬉しいです。



では、また。