意識が変わったこと、
手放したこと、
色々あります。
例えば仕事についてはこんな感じで。
今日は、
娘との関わりについて、
気づいたことについてお話します。
今まで体験したことのない恐怖から反転していたのだから、
本物の安らぎではなかったのだろうな、
と今になって分かるのですが。
地震のあと学校が臨時休業となり、
色々身動きもとりにくく、
強制的ではありましたが、
ずーーーっと娘と二人で過ごすのは、
とても幸せな時間でもありました。
何せ、
テレビも携帯もパソコンもない。
本を読んでゴロゴロしてご飯支度をして。
幸いお天気には恵まれていたので、
お散歩に行ったり。
そういえばまだ赤ちゃんだった頃は、
こんな風に過ごしてたなぁ、
と思い出す私の心に反応するように、
娘はいつも以上に甘えん坊になり。
事あるごとに抱っこ抱っこと、
1日何回抱っこしたことか。
多分、
幼稚園の頃より多かった気がするくらい。
最初のうちは、
何だよ〜しょうがないなぁ〜、
という感覚だったのですが。
途中で気がついたのです。
あれ。
癒されてるのは私の方かい?
って。
恐怖、疲れ、不安、
色んなものでいっぱいだったのは、
私の方だったのかも、と。
ちょうど私の誕生日でもあり。
彼女が作ってくれた折り紙のケーキは、
まだ捨てられず飾ってあります。
たぶん…ずっと飾っているかも。
今、日常が戻ってきて思うことは。
何か忙しい時に、
子供にかまってと言われたり、
手がかかったりしてイライラするのは、
子供に原因があるのではなく、
私の方が実は子供を必要としていて、
それが思うに任せないと感じるから、
なのかもしれない、
と。
子供が邪魔をしているのではなく、
実は、
子供と過ごすことを邪魔している何か、
にイライラしているのかも、
と。
そういえば娘が幼い頃は特に、
まず娘と遊んでから自分のこと、
という順番にした方が、
結果的に色々スムーズに進んでいたけれど。
あれって。
娘もだけど、
私も満足して元気になれてたから、
なのかもしれないですね。
どちらにしても。
子供と過ごすことができる時間は、
人生の中でほんの数年のギフト。
大切にしようと改めて思います。
確かに、色々と大変だけどな(笑)
占術師 稲葉千津