レールが何処にあるか?
を教えるのは親の役目。
でも、
レールを敷くのと、
レールの上を走るのは、
子供自身でありたい、
そういう親でありたい、
と思います。
出来るだけ、
幸せに近づくレールを教えたい、
その上を走って欲しい、
と思うのは、
親の、
当たり前の愛情だけれど。
代わりにレールを敷いたり、
走るように促したりしてしまうのは、
子供が自分で選び、
自分で走る力を奪うことだ。
と、
頭では分かっていても。
手出し口出ししたくなる。
そこをどう我慢するか、
が、
親としての勝負どころだと、
思っています。
子供が選ぶレールと、
親がこれが良いというレールは、
同じじゃない。
親の思いで、
親の敷いたレールの上を走らせるのは、
子供に、
遠回りと、
背負わなくても良かったはずの恩、
という負担をかけることだ、
と、
私は思うのです。
色々と迷うこともある。
親としての失敗もある。
でも。
将来。
子供の心に。
色々やってくれた、
という「恩」ではなくて。
たくさん愛してくれた、
という信頼が、
残ればいいなと思います。
心を解放する占い師 稲葉千津
占いは、
親と子供がどう違うのか?
を教えてくれるもの、
だから、
使い方によって、
子供をコントロールする道具にもなるし、
親は子供から解放され、
子供は親から解放され、
お互いを信頼しあうための道具、
としても使うことができると思います。