心の底から私はそう思うのです。
先日の記事↓
https://ameblo.jp/bio4tune/entry-12334040161.htm
でも書いたとおりで。
じゃあさ。
やりたくないことをやらないで、
何も我慢しないで、
本当に生きていけるんでしょうか？
今日はそのお話です。
昨日の記事にも登場してくれた、
託児のプロあやちゃん。
占い師になる少し前、
私がイベントの主催をしていた頃。
「あやちゃんとあそぼう！」
という親子遊びの会をお願いしていました。
年齢も性別もバラバラ、
初めましての親子さん10組くらいで、
色々遊ぶの。
あるときそのイベントで、
「だるまさんがころんだ」
をやったのね。
そこで驚愕の事実が。
だるまさんがころんだ
をやったことがない子が8割！！！
そもそも、
公園でみんなで遊ぶって、
ほとんどしない。
いまどきのお子様達は。
んで、
どうなったかというと。
鬼になるのが絶対イヤ！
という子が多数・・・。
泣いて、
怒って、
やりたくないの一点張り。
ビックリしたのは、ママのほう。
でもそれはワガママではなくて、
それまでそういう経験をしたことがなかった、
ってことなんだよね。
そんな中で、
あっさり鬼ができる子もいて。
あやちゃんは、どうしたかというと。
できない子を叱るのではなく、
できない子は、
うんうん分かったよと放っておいて、
できた子をメチャメチャ褒めたんです。
そうするとどうなったか。
鬼をやりたくない！
と放棄した子の心に、
やりたくない！
けど、
褒められたい！
という葛藤が生まれたの。
その結果。
鬼になることを受け入れて、
遊びに参加できた子。
受け入れられず、
遊べないで終わった子。
それぞれでした。
遊べたから合格、
遊べなかったから不合格、
ではなくてね。
そういう経験をする場になった、
っていうことが、
子供たちにとっても、
ママたちにとっても、
すごく良かったな～って思いました。
子供だから。
感情表現がストレートだから。
傍からみていて、
ものすごく分かりやすくて。
でも大人にもこういうことってあるよねって。
私はすごく勉強になりました。
あやちゃん曰く。
昔の遊びは、
「鬼」
という嫌な役を引き受けることが、
遊びの中に組み込まれていて、
自然と
「我慢できる気持ち」
が育っていたんだそうです。
ちょっと話が脱線するけれど。
そういえば、
「鬼」
って一種のイジメ状態だよね。
仲間外れにされて、
近づくと逃げられてしまう。
もしかしたら、
遊びのなかで鬼役をやることで、
仲間外れされたときの気持ちもを味わう、
だから、
遊び以外の場ではやらなくなる、
そんな一面もあったのかもしれません。
話を元に戻します。
要するに、
何が言いたかったかというと。
メリットとデメリットが明確になると、
我慢は、
「我慢」ではなく、
「選択」になるんです。
鬼を引き受けることのメリット
・遊びに参加できる
・めちゃくちゃ褒められる
鬼を引き受けることのデメリット
・嫌な役を引き受けなくてはならない
鬼を引き受けないことのメリット
・嫌な役をしなくていい
鬼を引き受けないことのデメリット
・遊びに参加できない
・褒めてもらえない
・ママががっかりしてる
って。
親や大人が、
「子供がどちらを選ぼうと、
ちゃんと子供の意思を尊重する」
と決めている環境であれば、
5歳でも、3歳でも、どんなに幼くても、
自分で選ぶことができます。
繰り返しになりますが。
メリットとデメリットが明確になった上で、
どちらを選ぶか？
を尊重してもらえるのなら。
我慢は我慢じゃなく、
「自分で選んだこと」になるのです。
それはもちろん、
子供だけではなく、大人も同じ。
大人の場合は、
選択を許すのは自分だけどね。
最後まで鬼になれなかったとしても、
遊びの輪に入れなかったとしても、
褒めてもらえなかったとしても、
「そっか、どうしても鬼はやりたくないんだね。」
と、分かってもらえたとしたら。
それはそれで、いいの。
だってさ。
何を選択するのが幸せか？
って、
人それぞれなんだもんね。
今私は、
１００％我慢していないか？
と言ったら、
それはウソになる。
けど。
我慢は、
我慢することで何かメリットがあるから、
我慢しようと決めて、
していることなので。
人のせいにすることもないし、
ほんとうに嫌になったら、
メリットをあきらめることと引き換えに、
我慢をやめることもできちゃう。
ので。
結構お気楽幸せです。
そんな経験が、
こちらの記事↓に繋がっていたりもします。
https://ameblo.jp/bio4tune/entry-12299315114.htm
娘は、
色々と制限の多い生活をしていますが、
我慢している感ゼロ。
楽しそうでいいなぁ～と思って見守っております。
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