稲葉千津です。
タイトルを読んで、
頭の中に杏里のメロディが流れた方、
アラフィフ、
同世代ですね（笑）
先日、
お誘いを受けていたランチを
すっぽかされる、
という事件がありました。
連絡がないので、
どーしたのかなー、
と思ってメールしてみたら、
何と、
他の方とランチしようとしてた！！！
そして私には、
ごめーーーん！また今度！
という非常に軽いメールのみ。
すごーく大好きな方だったので、
これは相当参りました。
これは私の都合だけど、
その日はちょっとムリして、
予定を合わせていたりもしたので、
ダメージ感アップ。
相手の方は、
ちゃんと誠実に謝って下さったし、
私も、
色々コンディションが悪い時で、
必要以上に感情的になったなー、
と、
納得したものの。
後日。
どーにもこーにも、
悲しみがとまらない。
夫がね。
親しい人への接し方はそれぞれだから、
親しいと思ってたからこそ、
ドタキャンしても大丈夫と思う、
そういうのもあるじゃない？
と、
いーこと言ってくれたけど。
（ホントいいこと言う）
頭ではわかってるんだけど。
どーにもこーにも、
悲しみがとまらない。
しつこい私(T ^ T)
そのうえ、
その方が楽しそうにしてるコトに、
何だか、
モヤモヤという、
ネットの世界あるあるが追い打ちをかけ。
いやそれ、
カンケーないしょ？
と頭ではわかってるんだけど。
どーにもこーにも、
止まらない。
という。
重症です…ちーん(T ^ T)
その一方で。
冷静に状況を分析している
どこまでもおとめ座な私。
なんでこんなに、
悲しみが止まらないの…？
心の中にあった答えは、
「あの時と同じだから」
こちらのブログでは、
何度かお話していますが。
私は1歳の時に、
実の両親から手放されて、
現在の両親の養女になっています。
私の何が悪いのか分からない、
なのに、
捨てられた悲しみ。
置き去りにされた悲しみ。
悲しくて悲しくて悲しくて。
あの時と同じ心の痛みだから。
同じところが痛いといっているから。
だから。
悲しい。
こんなにも。
そうして、
思考と、
感情の間にいるうち。
ひとつ、
気がついたことがありました。
相手が私を置き去りにした理由と、
私の価値と、
私の悲しみは、
それぞれ別のものなんだ、と。
相手が私を置き去りにしたのは、
私の価値とは関係がないし、
私がどんなに悲しくても、
私の価値は、
何も変わらないんだ。
と。
そして。
悲しいなら、
悲しいままでいることにしたのです。
悲しくても、
寂しくても、
私の価値が変わらないのなら。
そのままでいよう。
そう思いました。
悲しみを癒さずに、
悲しいまんまで、
生きていこうと思いました。
そうしたら、
悲しいままなのに、
なんだかすごく楽になって。
今まで、
悲しいままの自分はダメだと、
何とか悲しくならずにいようと、
すごく頑張っていたこと。
そういう形で、
「ありのままの自分」
を否定していたことに気づいたのでした。
そして、
更に気づいたことがあります。
「嫌われる勇気」
というベストセラーのタイトルは、
実は、
私には何にも響かないものでした。
だって、
私にとっては、
嫌われることや、
否定されることや、
置き去りにされることは、
当たり前のことだったから。
でも。
「悲しむ勇気」
とそれを置き換えたとき。
何だか全てが、
つながったような感じがしたのです。
今日も私は、
悲しみを抱えたままです。
そのまま、
家族を愛して愛されて、
お客様を愛して愛されて、
色々なことに感謝できて、
悲しいままだけれど、
とても、
幸せです。
生きてるって素敵です(^^)
