こんにちは。
浪花大好き!浪花のズッコケおやじこといけやんです。
本日はゴールデンウィークの中休みという人と多いと思われ、休みがメインの週で早くも後半に向けての予定が気がかりになっているかもしれません。
さて、通常、野生の動物の場合、1日24時間のうちホームで過ごす時間が22時間程度で、アウェイに出向くのはわずか2時間程度にすぎないと言われています。
ここでいう「ホーム」は動物で言えば巣、人間ならば自宅などの「気を抜いて、疲れを癒やすことができる環境」を指し、「アウェイ」は「緊張を強いられる環境」を意味します。
サバンナで暮らすライオンを例に取れば、獲物を追いかける時はもちろんアウェイに出かけますが、それは長くても2時間ほどでそれ以外の時間は、自分の縄張りでのんびり寝て過ごしているようです。
ホームの空間にいる間は、身の安全を確保する必要はありませんから疲れないとのこと。
ライオンが1日2時間しか出かけないのは、それ以上頑張ると疲れで身体を壊してしまう危険があるからと言われています。
ところが人間は働くという行動のほとんどは職場というアウェイで過ごしています。
正社員であれば8時間拘束は当たり前で、自然界から見れば疲れがたまり体を壊しても当然と言っていいかもしれません。
こうした特殊な状況が「たまに」ではなく、何十年もの間「ほぼ毎日」繰り返されるのが現代と言えそうです。
超高齢化社会である日本は、100年人生を想定して過ごしていかなければならない時代になりました。
戦前では考えられないほど長生きできる時代において、何よりも健康が一番であると思います。
健康であるためには、過剰な疲れを回避することが大切です。
疲れは「自律神経」のしくみが大きくかかわっています。
激しい運動をすると心拍数が上がり、呼吸が荒く大きくなります。
体温の上昇を抑えるために、汗もかきます。
こうした身体の反応を、刻々と切れ目なくコントロールしているのが自律神経です。
「疲れた…」と自覚するのは脳であり、脳細胞は「酸化ストレス」とよばれる状態に陥り、本来持っている自律神経の機能が充分に発揮できなくなっていきます。
これが「脳疲労」と呼ばれる状態です。
疲労の度合いは「時間×負荷」という計算式によって決まるようです。
労働時間が長いということは、それだけ自律神経を長時間酷使するということですから、疲労の大きさと密接に関係していることになります。
よって、長時間労働が過剰な疲労を促すことが理解できます。
わが国は「疲労大国」といわれており、過労死という言葉を聞くことは日常茶飯事です。
文部科学省の疲労研究班が2004年に行った調査では、日本人のなんと60%が常になんらかの疲れを感じていることがわかりました。
ほとんど全ての大人が疲れている、というのが現代の日本と言っても過言ではないでしょう。
人間も自然の一部ですが、自然界ではあり得ない状況下、そうした環境への対応方法は、遺伝子の中には組み込まれていないことで大きなストレスがからだにかかり、結果として「疲れ」を感じるようです。
理性をもつ人間だからこそ、こうした過酷な環境にも黙って耐えていますが、おそらく人間以外の動物をこのような環境に長時間閉じ込めれば、短時間で死に至るとの見解を示す医師もおられます。
例えば複数のラットをひとつの狭いケージに詰め込んで放置すれば、あっという間にケンカが起こり、あるいは強いストレスで、少なくともどちらかが死に至るとのことです。
「狭い日本そんなに急いでどこへ行く」という交通安全標語がありましたが、来年新天皇も誕生しますので、新しい時代にふさわしい、健康を第一としたストレスフリーの社会となっていくことが望まれます。
次回のブログ更新は9日になります。
よろしくお願いします。