こんにちは。


浪花大好き!浪花のズッコケおやじこといけやんです。



大型台風が去り、本日の大阪は晴天に恵まれ、すがすがしい日を迎えています。


もうしばらく梅雨が続き、鬱陶しい日もありますが、心は常に明るく過ごしていきたいものです。


さて、モノが溢れかえり、日常必需品以外で、欲しいと思うものがなくなってきている昨今です。


企業はあの手のこの手で知恵を絞り、魅力的で消費者の購買意欲をそそる商品開発に勤しんでいることでしょう。


しかし、これといった決め手になるものはなかなか見いだせないのが現状のようです。


同じ組織に長く滞在すれば、よほど意識しないとマンネリになってきます


先の読みにくい時代に於いて、自社だけでは対処できないところを、他者が得意としているものと組み合わせ、お互いに共同開発していこうという動きが出てきています。


流行に敏感な女性ファッション業界で、見た目のデザインだけではなく、機能を重視し、素材にこだわった衣料品を繊維メーカーである、帝人と旭化成、東レと三菱レイヨンがタッグを組み、新素材を開発しています。


単独での生き残りは難しくなってきており、他業種企業においても活発になってきそうです。


競争から共創へ」と以前から唱えておられる(株)前川製作所の前川正雄会長ですが、現実にそうなってきているといっていいでしょう。


他人の足を引っ張り、己だけが良ければいいということが通用していた20世紀ですが、これからは全く通用しなくなってくるのではないかと思います。


自分を活かすには、他者を活かすこと


「自利利他」という精神は、日本人のDNAに元々備わっているものだと思いますので、そろそろ心の蓋を外し、本領を発揮する時代がきたのではないか、と密かに期待をしています。


以下、本日の日経新聞朝刊の関連記事を転載します。


関心を持たれた人は一読して下さい。



婦人服素材 ライバル連携
帝人+旭化成/東レ+三菱レイヨン 速乾生地など開発


 大手繊維メーカーが競合他社の技術を使った衣料品向け素材の開発に力を入れている。


帝人は旭化成の繊維を使い、来年の春夏物の婦人服向けに新素材を売り出した。


東レは三菱レイヨンの繊維を組み合わせた生地の種類を増やした。


汗をかいても乾きやすいなど、婦人服でも消費者が快適さを重視するようになるなか、機能を左右する繊維の分野で既存の技術を有効利用する動きが出ている。


 帝人は自社の繊維「ソロテックス」に、旭化成の「ベンベルグ」を組み合わせた生地を開発した。


子会社の繊維商社、帝人フロンティア(大阪市)を通じ、今月から百貨店などへの販売活動を始めた。


 帝人の繊維は伸縮性が高く、生地を伸ばしてもシワがつきにくい。


強く締め付けずに身体の曲線をすっきり見せられるため、細身のズボンなどに使われていた。


 旭化成の繊維は気体になった汗を吸ってさわやかな着心地を保てる。


夏場でもべたつかない服を求める声が衣料品メーカーから増えているため、伸縮性と速乾性を併せ持つ生地に仕立てた。


ブラウスやシャツなどへの利用を見込み、ソロテックス全体で2014年度の販売数量を13年度の2.5倍にするのを目指す。


 東レは今年春夏の婦人服向けに、自社の繊維に三菱レイヨンの繊維を交ぜた生地「シルックデュエットミュー」を発売した。


昨年の春夏向けから三菱レイヨンの「トリアセテート繊維」を取り入れた生地を販売しているが、細めの糸を使って肌触りの良いタイプを追加。


婦人服メーカーを中心に約10社に供給した。


 トリアセテート繊維は世界で三菱レイヨンだけが生産し、除湿性が少ない。


東レは光を通しにくい自社の繊維と組み合わせ、ひんやりとした肌触りで白や淡い色の服でも肌の色が透けにくい生地を昨年から販売している。


 三陽商会は「AMACA(アマカ)」など婦人服の3ブランドで、ズボンなどにこの生地を採用している。


機能を訴えたことで、今年の春夏向けの白色の婦人ズボンの販売量は1万枚と前年同期の2倍になった。


三陽商会は40代以上向けブランドの一部で、機能の高い繊維を使った服の割合を現在の20~30%から50%前後まで高める計画だ。


 汗が速く乾いたり、糸自体が熱を発して体を温めたりする「機能性繊維」は、激しい運動が求められるスポーツやアウトドア向け衣料で先行して使われた。


東レと提携するカジュアル衣料大手「ユニクロ」では速く乾く肌着「エアリズム」などが消費者の支持を獲得。


紳士服チェーンが「クールビズ」向けのシャツやジャケットで使うようになっている。


 婦人服はデザインが重視されるため、機能性繊維を取り入れる動きは遅かったが、カジュアル衣料などでの広がりを受けて働く女性を中心に機能を求めるようになってきた。


婦人服に多く使う化学繊維ではメーカーが競合他社の製品を取り入れる例が少なかった。