染色用にヌルデの虫こぶを集める。
ヌルデはウルシ科の植物。
そのヌルデにアブラムシが寄生して出来るのが虫えいとも呼ばれる虫こぶ。
↓これは8月の写真。表面はビロードみたいできれいな緑色です。
この中に小さいアブラムシがいっぱいいるかと思うとちょっとゾッとするけどアセアセ
 

ヌルデの虫こぶは染色では五倍子と言われタンニンを多く含でいるのです。
使う量にもよるけど濃い紫が出るそうです。
全てのヌルデに虫こぶが付く訳ではなく、根元にチョウチンゴケと言う苔が必要とか。
ランの世界でもある種の菌がないと育たないってあるように自然界って不思議なバランスで成り立っています。
そこを考え出すと終わりがないので今はスルーするとして、、、、、
たまたま我が家の近くに虫こぶの付いたヌルデがあったのです!
(根元にチョウチンゴケがあるかどうか確認してませんが)
ヌルデはウルシ科の中でもかぶれにくい方だそうですが念のためゴム手袋でパー
 
↑茶色になっているのもあります。もと早く採ってもよかったみたい。
中から灰色の粉や羽の付いた小っちゃい虫も。ヌルデシロアブラムシです。
集めた虫こぶは蒸し器で4~5分蒸して中の虫を殺します。
採ったらすぐしないと駄目よ!そうしないとウチの中、虫がブンブン!
って二人工房の方が教えてくれました。
ブンブンしたことあったのかなぁ、、、おーっ!
 
蒸したら乾かして保存します。
ここまでやっておけばいつでも染色できるもんね。
。。。。。そう思いつつ玉ねぎの皮やら栗の皮やら、、、たまってきたなぁべーっだ!