私は高校卒業後、サンフランシスコの大学に留学していました。

留学決めた理由?
英語が喋りたいから、っていう理由だけど、ちょっとその原因となったことは人と変わってます。



中学2年生頃だったと思うけど、クラスのみんなが邦楽聞いてる時、私は洋楽聞いてました。
中学生の頃はSpice Girlsとか、Robbie Williamsとか Madonnaが好きだったかな。

高校生になってからは、放課後、家に帰る途中、毎日HMVに立ち寄っては視聴コーナーで色んなもの視聴したり、
FMラジオ、J-Waveを聞いてました。
好きだった番組はDJ TaroさんがMCやってた深夜番組。
よくMD(古い)に録音して何度も何度も聞いてたな。

その頃、なぜかわからないけど、私の中の音楽のジャンルって「邦楽」か「洋楽」の2つしかなくて、
「洋楽」の中でも Rockとか Danceとか Countryっていうジャンルがあること全然知らなかった。


高校生の時好きだったのは、
Fat Boy Slim, Chemical Brothers, Moby, Pet Shop Boys

ただ「洋楽」って考えてたけど、今よく考えると全部Electronica/Dance(電子系音楽)のジャンルだったんだな~って思いました。
知らず知らずのうちに毎日四打ちの音楽聞いてたんだな。


15歳の時DJ Taroさんの番組でPet Shop Boysの東京公演のペアチケット&バックステージで会えちゃう!みたいな懸賞があって、メールで応募したら当たってしまった事があった。

一体どんなコンサートだったのか、忘れちゃったけど、前から4列目の真ん中の席で、
友達とみんなの振り付けに合わせながら踊った記憶がある。(パラパラではない。)

で、その後、憧れだったPet Shop Boys のお二人とDJ Taroさんにバックステージでお会いした。
Pet Shop Boys、すっごい好きなのに、英語が話せない私。
サインをもらって、一緒に写真をとってもらって、「Thank you.」としか言えなかった。

すっごく悔しかった。
そしてこの日に私は絶対留学するんだ。英語喋れるようになるんだ。って決めた。


そして19歳の時に留学して21歳の時から本格的にクラブへ通い始め、24歳の誕生日の日にDJデビュー。
それから色々ご縁もあって、世界で活躍しているDJとお話する機会や友人関係になってきた。



あのPet Shop Boyに会う事ができた日は私の人生の中で初めての分岐点だった。

それからもいろんな人に影響をうけたり、物事を判断する上で分岐点にたたされ、
自分の信じた道を歩んできたから今の自分があるのだけど、


未だにあの懸賞に当たった事が今の私の人生を決めていたようでならない。

きっとPet Shop BoysやDJ Taroさんにお会いすることは難しいと思うけど、
もしも会う事があったら、(一方的な自己満足だけど)そういうチャンスを作ってくれて、ありがとう、って言いたいなニコニコ
もうこの辺からは特に最悪ではないけど、こんなギグもあったというのを何個か。



2010年4月かな?


4月か5月か覚えていないけど、ある倉庫レイブにブッキングされた時のお話です。

サンフランシスコというのは昔、倉庫でやるゲリラレイブが人気でした。

映画「Groove」を見た事をある人は分かると思うけど、あの映画は2000年頃のサンフランシスコのレイブシーンを忠実に描いてる映画で、あんな感じで許可とってない建物でゲリラ的にレイブやっていたのが「レイブ」の始まりでした。

Grooveについてはまた他の記事で書きます♪


2010年、そんなゲリラ的なレイブはほとんどなかったけど、このプロモーターさんはそんな「Old School」なレイブをやり続けたいという人らしく、私もアングラな雰囲気は大好きだし、何よりGrooveを何度も見てきた私には、アングラな場所でDJできる!っていうのが嬉しくてブッキング了承しました。


有り難い事に、ヘッドライナー扱いにしてくれて、タイムスロットも1時~と一番良い時間を頂きました。

ただ、場所が遠いんだ。サンフランシスコから車で2時間ちょいくらいのModestoという街で、一般的にIndustrial City(工業地帯)と呼ばれる所。
倉庫も多いので、アングラな倉庫レイブにはぴったり。


12時くらいは会場に着くように、9時半頃旦那の運転で家を出る。
11時くらいにプロモーターの人に
「あと1時間くらいで着くよ~ニコニコ」とメールいれておく。

そしたら
「オッケー!会場むちゃくちゃ盛り上がってるよ!DJブースが倉庫のロフトなんだよ。むちゃくちゃカッコいいよ!また高速降りたら連絡ちょうだい、道順教えるから。」と返信が来る。


ちょっとわくわくしてきたぞドキドキ


そして11時半過ぎ、高速を降りたので、電話する。

「高速降りたよー!道順教えて!」

しかし返ってきた言葉は、、、

「ごめん、Biocat! ちょっと前に警察が会場に乗り込んできちゃって、解散になってしまった。」
(もちろんアングラレイブのため、警察に許可とってない場所で爆音かけていたので。)



ええええええーーーーーーー!!!!!
2時間も(旦那が)運転して来たのに~~~~~!!!!!


でも、そうやった警察とのいたちごっこもアングラレイブの一種の楽しみなのかな。

結局会場からちょっと離れたスーパーであって、予定していたブッキングフィーの半分だけ、ガソリン代としてもらって帰ってきました。

まあ、あれだ。
旦那、乙。
続きます。

その②
2010年3月8日前後。

正確な日にちは覚えてないんだけど、2010年の3月だったことはたしか。
私の中で、このギグは過去最悪のものです。ダウン


2010年に入ってから、有り難い事にBioCat、Bookingオファーがたくさんあり、
特に3月は自分の誕生日の月でもあるので、それもあってギグが11個入ってました。

あの頃は忙しかったな(遠い目)


その頃はだいたい$50~$150でギグ受け付けていたから、プロモーターにしてみりゃ、私はお手頃価格だったし、
私ももっと経験数積みたい!って思ってたのもあったから、
あまり環境を選ばずにとれるギグはなんでもとってました。


このギグのプロモーターは他のパーティで出会ったお兄さん。
私の回した後に「良かったよ、今度うちのパーティでも回してね。」みたいに言われて、
その話がまとまったものでした。

パーティのコンセプトを聞くと、木曜日、18歳以上対象としたパーティで、
場所は普段の週末はヒップホップをかけてるクラブ。

ちょっと悩んだんだけど、ヘッドライナー扱いしてくれる(フライヤーに自分の名前が一番上に載る)&$100出す、っていう事で了承しました。

普段私は平日のギグは$50しかもらわないことにしてたので、
ま、いいお小遣いかな、と思って軽い気持ちで引き受けてしまいました。


当日自分の持ち時間の1時間くらい前にクラブ入りして、うわ、やっぱり音質悪いな~と思いつつも、
前のDJ(私をブッキングしてくれたお兄さん)を見てみる。

ちょっと広めのステージの上にDJブースがあったんだけど、その上にすごく酔っぱらってる女の子が2人。踊ってるっていうより、千鳥足でフラフラ。
時々DJに話しかけたりしてたから知り合いなのかな~?と見つつもなんか変。


自分の持ち時間5分前になったので、私も用意しようかな、CDバッグを持ってステージに上がる。

DJブースの後ろにある机にCDバッグを載せて、何かけようかな~と物色。
CD選んで、CDJに入れる。(前のDJはノートパソコンDJでした。)
そしたら、いきなり彼の音が途中で止まった!

「え?」と思ったら、

「始めちゃって!」と言われたので、自分のCDをかけ始める。

「どうしたの?」と聞くと、

「あの酔っぱらってる女の子たちが、俺のパソコンのパワーケーブルひっぱっちゃって、パソコン死んじゃった。」


つまり、このノートパソコンは電源ケーブルに繋がってないと立ち上がりもしない、末期パソコンなのですね!?
この末期のノートパソコンをギグに持ってくるDJもかなりのバカ素人だと思うんですが、
なぜ、この酔っぱらってる女の子達をステージから追い出さないの!?
お前がこのパーティのプロモーターで、責任者なんだろ!?と思いつつも、

自分も次の曲を用意しなくちゃいけないので、とりあえず、自分の仕事を先にしようと
CDバックに戻り、次の音を探し始める。

そしたら、酔っぱらってる女の子のうちの1人が私の所きて、

「~~~~~~ない?」(なんの曲だかも知らないけど、ヒップホップの曲だってことは分かった。)

とりあえず、丁寧に
「ゴメンね、今日はハウス中心のパーティだから、ヒップホップ持ってきてないんだ」
と断ってみた。


次の曲、見つけた私はそのCDをもうかたっぽのCDJに入れる。
そして最初のベース探して、キューボタンを押す。

ふと後ろを見ると、女の子達が私のCDバックを物色してるではないか!!!!!叫び

自分のかけてもらいたいヒップホップのCD探してるみたいだ。

お前達の探してものはねーよ。むかっ

「ごめん、ちょっと触らないでくれるかな?」

とまた引きつった笑顔だけど、丁寧に言ってみる。

そしたらまた、

「~~~~~~ないの?」と同じこと聞いてくる。


酔っぱらってるから呂律回ってないし、きっと私の言ってる事も理解してないし、理解する気なさそう。
困ったな、と思って、ステージからさっきのDJ(プロモーター)を探してみるが、見つからない。


とりあえず、自分は次の曲移らなきゃ、と思い、ヘッドフォンの中でビートマッチして、
少しずつ次の曲のボリュームを入れていく。

そしたら、なんと、女の子の一人が私のCDJ(次かける方)をまるでスクラッチするかのように触った!!!!!!!


WHAT THE FUUUUUCK!???????


もちろん音はぐちゃぐちゃに混ざって、気持ち悪い音になる。

前の曲もかろうじて、もう一度ミックスし直すくらいの時間は残ってたので、
とりあえず次の曲は一度切った。

さすがの私も怒って、

「HEY! Step Away!!!!!邪魔しないでよ!ステージから降りて!」

と怒鳴ってみる。


すっごく頭にきてたけど仕事は仕事。

フロアから見たって、ステージでなんかトラブルが起きてるのは明らかだったのに、
プロモーターもセキュリティも来てくれない。
(セキュリティー、フロアに一人いたのに。手招きしてみたのに、女の子と喋るのに忙しいみたいで、気づいてくれなかった。)


とりあえず、音は切らす事ができないから、もう一度次の曲に繋げることに専念する。


で、とりあえず繋げ終わったので、もう一度フロアにプロモーターがいないか探してみる。


その瞬間

なんと


女の子の一人が今かかってる曲の再生ボタン(一時停止ボタン)を押した。


もちろん曲は止まる。


私は焦って、もう一度再生ボタンを押す。

そしたら、この女、また一時停止ボタンを押しやがった。


ホント頭にきて殴ろうか迷ったけど、(普段、こういうキャラじゃない。)さすがにステージでこんな機材に囲まれてる所で取っ組み合いの喧嘩して機材壊すことはできない。


でも、もう無理だ。と思って、
CDJに入ってた自分のCD、Ejectして、CDバッグまとめて、
「FUCK U BITCH!」と女の子に叫び退場。


さすがにフロアも何かおかしいのは分かったのか、プロモーターを呼びに行ったみたいで、
フロアを横切って出口に向かってる最中、プロモーターにあって、
「ごめん、何があったの!????」

とりあえずフロアから出て、電気のついてる明るいクラブのロビーに出る。

「何があったの?冗談で言ってるの?
あの酔っぱらってる女の子たち、なんでどうにかしてくれないの?3回もCDJ触ってきて、音止めるし、
CDバッグまで勝手に触ってたんだよ。
自分だってさっきパワーケーブル引っ張られて音止められたって言ってたじゃない。
自分の友達だから追い出せないのかと思ってたけど、そうじゃないんでしょ。
セキュリティーに一言言って注意してくれればいいだけじゃない。」

と泣きながら怒鳴る。
自分泣くなよ、と思うけど、私、あたまに来ると泣いちゃうんです。

フロアは次のDJか、誰かが気を利かせて音楽流してくれてる。
その男はセキュリティーに言って(やっと)2人の酔っぱらってる女の子をつまみ出している。

その2人の女の子もセキュリティーに向かって、
「私が何したっていうのよ!なんの権利があって、私たちを追い出せると思ってんの!?」
とかわめいてた。


プロモーターの人は平謝りで、
「本当にゴメン、あの2人は追い出したし、ちゃんとステージ横にセキュリティーもつけるからもう1度回してくれる?」

なんて言ってくる。

そしたら、私を見に来てくれていた友達が

「は?あれだけ恥ずかしい目に合わせておいて、おまえ何言ってんの!???
ほら、BioCat、もう帰るぞ!!!!」

と言ってくれた。


そしたらプロモーターの人が、ホントに今日はゴメンと100ドル札を握らせてきた。

「全然音流してないからいらないよ!」

と突き返したけど、

「約束だから。」

と言って、結局100ドルは頂いた。




今でも、あの時の事を思い出しては、自分のした行動が正しかったのか、間違っていたのかよく考える。
でも、未だに答えは見つからない。


その後、必ず2、3曲終わるまで旦那にDJブースのそばにいて、って頼んだり、
それ以前に小さいクラブやよく知らないプロモーターからのオファーをとらないことにした。


あー、ホントに今書いててもあの時の怒りがふつふつとよみがえってくるよ、、、(笑)

これ以上に酷い経験はないけど、まだその③に続きます。