認知症医療の第一人者であるが認知症になった長谷川先生のテレビをたまたま見た。

 

デイサービスに介護者である奥様の負担軽減のために行きなさい、と娘さんに勧められたが「行きたくない」と抵抗していた先生。

今まで、勧める立場であったお父さんが、行きたくないと言うのか、との娘さんの苦情は、くすっと笑っていたのですが、

 

先生の

「自分が死んだら、奥さんたちはほっとするんだろうね。家族の負担になっていることは、自分が一番知っている・・・」

との、言葉にはっとしてしまった。

 

負担をかけていることはわかっていて、申し訳ない気持ちではいるんだろうな。

 

今日は、久しぶりジムに行った。行く前に「行きたくない」という自分に「行きなさい」と勧める母は生き生きとしていた。

お互い、寝たきりにならないように、運動しなきゃね、と言い、デイサービスに行くことを約束してくれました。

 

私のために、健康に長生きして下さい。そのために、デイサービスに行って下さい、ということに納得してくれました。

 

めでたし、めでたし。多分ね、