9月28,29日の医者と井戸端会議 大阪カンファレンス その1 | ナチュロパス びんせい

9月28,29日の医者と井戸端会議 大阪カンファレンス その1

令和元年9月28,29日に大阪 千里ライフサイエンスセンターにて、医者と井戸端会議のカンファレンスを行います。2008年にメタボ検診が始まって初めて糖尿病が減ったとは言っていますが減ったのは予備軍。糖尿病有病者はほとんど改善していない事がわかります。

糖尿病は40歳から60歳ぐらいの男女共に人口の20%程度の人に発病する代謝障害のようです。

 

実はメタボと糖尿病の因果関係はないと言う疫学調査が衝撃的です。愛知県北名古屋市に住む五十歳以上の約四千人のBMIの分布を見ると BMIのとおり糖尿病患者数が分布していたのです。つまり体型と糖尿病は関係がなかったのです。アメリカ人はBMI32がピークになっていますが日本人は違います。BMI 24.2と言う理想体型が糖尿病ピーク。実は肥満が多いアメリカの基準を持ってきてしまったのですね。

このように何か釈然としない理論で、医療費は鰻登りに上がっています。

28日のカンファレンスではこのような生活習慣病(高血圧、コレステロール、糖尿病)など、科学的なデータをどのように解釈するか? 長年、健康基準に関する研究を行なっている東海大学医学部名誉教授で『検査値と病気 間違いだらけの診断基準』著者の大櫛陽一名誉教授や医学を多方向から解析する井上正康先生に現代医学の問題点を語ってもらいます。井上正康先生は、癌や生活習慣病を「活性酸素」やエネルギー代謝の観点と、地球や生命の歴史という大きな視野で研究されている国際的研究者です。大変科学的なお話を様々な角度で話されます。(例)その話の切り出し方判りやすさ、ともかく一度聞いてみてください。

抗圧剤など薬の売る上げが上がっても死亡率が変わらず、血圧を下げて脳出血が減った分脳梗塞がおきたり、認知症が起きるなど薬は問題解決になっていません。アメリカはこのような問題にDASHダイエットと言う食事療法で成功しています。

しかし日本では食事療法を始め統合医療や伝統医療、などなど治る治療もありますが医学的にはほとんど取り上げられていません。そこでカイロプラクターの井上英哲先生から生活習慣病に限らずカイロの施術がどのような機所でどんな結果が出ているのか話してもらいます。栄養療法や腸内フローラの第一人者の城谷昌彦先生からは、生活習慣病を栄養学的アプローチ、腸内菌からのアプローチで話してもらいます。ちなみに腸内フローラ移植で糖尿病が改善するなど実は思いもよらない事が起きるのです。先生の著書腸内細菌が喜ぶ生き方も必読です。

自然療法では大変多くの治療法があります。今回紹介できるのはほんの少しですが、この様な問題に対して伝統医療や栄養療法、腸内菌など多方向から解決案を出してもらいます。

又、出来立ての東大の未踏医科学研究財団の近藤理事長からはAIによる新しいデータ収集によって本当の病因になる生活習慣が見えてくるなど新しい医療に向けた道が開こうとしています。

最後はパネルディスカッション。そして医者の井戸端会議の真骨頂、懇親会で医者と井戸端会議をするわけです。これが第1日目・・・・ 続く
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