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私の知る限りでは
昭和背脂ちゃっちゃ系の始祖
環七土佐っ子ラーメンのスタイルを
かなりオリジナルに近い形で
継承している店のひとつ
 
 
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らーめん元楽  
です。
 
両国蔵前に本店を構え
都内5か所に支店があります。
 
本店の方には
すでに何回も足を運んでいるのですが
今回の虎ノ門店は初めての訪問です。
 
 
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到着したのが午後2時少し過ぎ。
昼の営業が午後2時20分までだったので
ちょっとギリギリだったのですが
それでも店内はほぼ満席状態。
客足が途切れる気配がありません。
ここ虎ノ門でもかなりの人気店のようです。
 
最後に土佐っ子ラーメンを食べてから
すでに20年近くの年月が流れています。

味の記憶は少しずつ薄れ始めていますが
この元楽のらーめんを食べるたびに
当時の土佐っ子の記憶が
鮮明に浮き上がってくるから不思議です。
 
それくらい
ここ元楽のらーめんは
見た目も味も
そして小鍋に入れた背脂の塊を
網のふるいにかけて
バシャバシャと大量に振り掛ける
独特な調理スタイルも
 
1990年代当時の
環七土佐っ子ラーメン
に実によく似てるんです。
 
 
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L字カウンターだけの店内は
かなり年期が入った雰囲気で
なかなかにいい感じ!
 
カウンターの上には
古いコミック本がずらり!
 
元楽のラーメンには
醤油味の元らーめん
塩味の楽らーめん
の2種類があります。
元らーめんがもともとのオリジナルなので
当然そちらをオーダー。
 
カウンター内は3人態勢で
出来上がったラーメン丼の上から
ちゃっちゃ、ちゃっちゃと
背脂をふりかけております(笑)

そして
出ました!
これぞ
正統派昭和背脂ちゃっちゃ系らーめん
 
 
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土佐っ子同様
見た目度外視の
内容勝負の一杯です!
 
丼のふちまで
背脂の破片まみれ状態で
カウンターの上に置かれますので
おろす時に気を付けないと
ツルリとすべって危険です
わらい事どころか
えらい事になります!
 
ちなみにこの時の撮影で
我がデジカメは
脂まみれになりました(泣)
 
スープは見ての通りですが
背脂の下にはかなり濃い色の醤油味スープが
潜んでいます。
しかし色の割にしょっぱくはありません。
むしろ背脂のせいで若干甘く感じられます。
 
具はチャーシューが2枚
濃いめに味付けされたコリコリメンマが
かなりの量入っています。
しかし具のほとんどが
背脂の下に隠れていて
視界はあまりよろしくありません(笑)
 
 
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麺はちぢれ中細麺。
一般的な札幌ラーメンの麺と同じくらいかな。
デフォでけっこうコシがありますね。
ただ土佐っ子の麺はかなり柔らかかった記憶があるので
この点だけは若干の違和感があります。
 
ちなみに元楽では夜の営業時間帯になると
太麺の選択肢もあるそうなので
このスープに太麺という未体験な組み合わせも
ぜひ一度試してみたいもんです。
 
それでは
昭和の時代から時空を超えてやって来た
奇跡のらーめん
ココロして頂きましょう!
 
これぞまさに

 
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"The Sea of SeaBura!"
(背脂の海)
 
どうですか?
貴方もいちど
この禁断の背脂の海に
どっぷり浸かってみたいと
思いませんか?
 
 
思わないだろうなぁ・・・(笑)
 

いやはや
久々に

背脂満タン!
 
 
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入りましたぁっ!