![イメージ 1](https://stat.ameba.jp/user_images/20190606/10/binpaku/9a/6e/j/o1024038514442587633.jpg?caw=800)
一生の最期に食べる食事を
ひとつだけ選びなさい!
ひとつだけ選びなさい!
と言われたら・・・
あなたは何を選びますか?
私なら迷う事なく
「あじの干物に白御飯としじみの赤出汁!」
と即答する。
そこに那須と胡瓜の糠漬けがあれば
もう完璧だ。
もう完璧だ。
わたくし
いつもこのブログで
ラーメンやらトンカツやら
ギトギト系ばかり食べてはいるが
本当のところは
ラーメンやらトンカツやら
ギトギト系ばかり食べてはいるが
本当のところは
すこぶる純和風な日本男子なのだよ。
だから干物は大好きなのだ。
でもって・・・・・
そんな純和風な日本男子が通うここ芝大門には
それはそれは素敵な干物定食屋があるってわけさ。
それはそれは素敵な干物定食屋があるってわけさ。
今日はそこのお話。
![イメージ 2](https://stat.ameba.jp/user_images/20190606/10/binpaku/0e/52/j/o1024076814442587645.jpg?caw=800)
炭火焼干物食堂越後屋権兵衛
それにしても長い店名だね
13文字すべてが見事に漢字なこの干物定食屋
何故に越後屋権兵衛という店名になったのか?
その由来は、聞いていないのでよくは知らぬ。
13文字すべてが見事に漢字なこの干物定食屋
何故に越後屋権兵衛という店名になったのか?
その由来は、聞いていないのでよくは知らぬ。
とにかく昼時になると
この店の炭火で焼かれる干物の匂いが
芝大門のオフィス街に
この店の炭火で焼かれる干物の匂いが
芝大門のオフィス街に
ゆらゆらと漂いはじめるのだよ。
そしてその“堪らない匂い”に引き寄せられて
干物大好きな日本男子達が
続々と集まって来ては
干物大好きな日本男子達が
続々と集まって来ては
次々と越後屋の餌食になるって寸法なわけさ。
混雑時は10名以上の行列を並ぶ羽目になるのだけれど
結構客の回転が速いので、だいたい10分も待てば着席できる。
結構客の回転が速いので、だいたい10分も待てば着席できる。
お店のシステムは前払い制。
店に入るとすぐ左側にレジがあり、その後ろが炭火焼きのスペースになっている。
店に入るとすぐ左側にレジがあり、その後ろが炭火焼きのスペースになっている。
店前に貼り出されている定食メニューであらかじめ何を頼むか決めておき
店に入って選んだ干物をレジ係にオーダーすると
代金と引き換えに、番号が書かれた将棋の駒が手渡される。
代金と引き換えに、番号が書かれた将棋の駒が手渡される。
同時にレジ係は奥の炭火焼き係に、すぐさま追加オーダーの指示を伝え
新しい干物が次々と、炭焼き網の上に乗せられていく。
新しい干物が次々と、炭焼き網の上に乗せられていく。
将棋の駒は小さいけど、これが食券代わりになるので、失くさないようにね。
![イメージ 3](https://stat.ameba.jp/user_images/20190606/10/binpaku/f7/9f/j/o1024071314442587672.jpg?caw=800)
次々と干物が焼かれている炭火焼エリアは煙がすさまじく
奥が見えないくらいになっている
奥が見えないくらいになっている
そして当然、その煙は店内にも流れ込んで来る
だから衣服や髪がある程度干物臭くなる事を覚悟の上でなければ
この店に足を運んではならない。
だから衣服や髪がある程度干物臭くなる事を覚悟の上でなければ
この店に足を運んではならない。
そしてひとたびこの店に足を踏み込んだならば
そこは見栄も外聞もない干物ワールド
そこは見栄も外聞もない干物ワールド
滴る干物の脂で口のまわりをギラギラにさせながら
手づかみで骨までしゃぶりつくす覚悟で
干物と戦ってもらいたい。
手づかみで骨までしゃぶりつくす覚悟で
干物と戦ってもらいたい。
それが干物に対する
日本男子としての敬意であろう。
日本男子としての敬意であろう。
定食はすべて同じスタイルで供される。
蓋付椀に入った白御飯
わかめと油揚げの味噌汁
お漬物と大根おろし
&
炭火で焼きたての
わかめと油揚げの味噌汁
お漬物と大根おろし
&
炭火で焼きたての
“でっかい干物”
これらが、お盆に乗ってやって来る。
まずは干物の王道
あじの開き定食(700円)
![イメージ 4](https://stat.ameba.jp/user_images/20190606/10/binpaku/53/15/j/o1024063414442587688.jpg?caw=800)
とにかくあじがでっかいぞ。
今日のは特にでっかいんだそうだ。
店の兄ちゃんがそう言って運んできた。
今日のは特にでっかいんだそうだ。
店の兄ちゃんがそう言って運んできた。
干物の塩加減が絶妙!
やや薄い味付けだけど、自分の好みにはドンピシャ!
あじ本来の旨味が引き立ってるね。
物足りない人は、卓上に醤油と魚醤?が置かれているので
それで調整すればよろしいかと思います。
やや薄い味付けだけど、自分の好みにはドンピシャ!
あじ本来の旨味が引き立ってるね。
物足りない人は、卓上に醤油と魚醤?が置かれているので
それで調整すればよろしいかと思います。
スーパーで売っている塩辛いだけのあじの開きとは
まるで別モン、別の種類の魚かと思うくらい。
まるで別モン、別の種類の魚かと思うくらい。
メチャックチャ旨いじゃん、このあじの開き!!!!
頭と背骨以外、すべて完食!
さらにこちらは
極上さばいしる定食(880円)
![イメージ 5](https://stat.ameba.jp/user_images/20190606/10/binpaku/9c/21/j/o1024068814442587716.jpg?caw=800)
一度“いしる”に付け込んださばを干物にしたものだそうだ。
この店ではさばの干物が3種類あって、このいしるさばの他に
文化干し(塩)と味醂干しがメニューにラインアップされている。
文化干し(塩)と味醂干しがメニューにラインアップされている。
いしるさばが一番高いんだけど、いつもこのいしるさばから先に品切れになるとの事。
これまたでっかいさばだなぁ~!
しかも炭火焼きだから
皮はパリパリ、中身はジュワ~っ
しかも炭火焼きだから
皮はパリパリ、中身はジュワ~っ
とにかくこんなに脂がのったさばは今まで食べた事がないぞ。
箸でつまむと したたるんですよ
口に入れると 滲み出すんですよ
熱々で激旨な、さばの脂が!!!
口に入れると 滲み出すんですよ
熱々で激旨な、さばの脂が!!!
薄味の上品ないしるの香りと
さらりとしたさばの脂が
口の中で見事にマッチングして
踊り出したくなる旨さ!
さらりとしたさばの脂が
口の中で見事にマッチングして
踊り出したくなる旨さ!
![イメージ 6](https://stat.ameba.jp/user_images/20190606/10/binpaku/1e/1e/j/o1024034714442587726.jpg?caw=800)
他にもまだまだ気になる定食メニューがずらりと並んだメニューをご覧あれ。
値段が700円台から800円台に抑えられているのも嬉しいポイントだね。
人気上位のメニューらしいサーモンハラス干し定食も気になるし
サイズ違いで2種類あるしまほっけ定食や
通常メニューにはない特別メニューのとろほっけ定食も絶対食べてみたいし。
サイズ違いで2種類あるしまほっけ定食や
通常メニューにはない特別メニューのとろほっけ定食も絶対食べてみたいし。
にしんの開き?なんていう珍しそうなメニューもあるし・・・
干物屋なのに炭焼き肉のメニューもあったりして
銘柄豚の肩ロース塩炙り焼き定食なんて涎モンじゃないですか!
銘柄豚の肩ロース塩炙り焼き定食なんて涎モンじゃないですか!
ひさびさにフルコンプ、全メニュー制覇してみたくなる店に遭遇しましたよ。
こんなに興奮した店は、南林間の炒めスパの店、マルス以来かもね。
炭火焼干物食堂越後屋権兵衛
名前は悪者そうだが
やるなおぬし!
しばらくの間、当ブログの常連店になる事、確実です。