イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

イメージ 4

"夜光町"
まるで夢枕漠や菊池秀行の小説に出てきそうな地名だが………
川崎市川崎区に本当に実在するのだ。
その夜光町にある立ち食い蕎麦屋、どん八夜光店に行って来た。



binpakuです!



産業道路塩浜交差点から海に向かって少し走った所に、"夜光"という名の交差点がある。
夜光という言葉の響きがなんとも怪しげでカッコ良い。



その交差点を過ぎたすぐ左側に、立ち食い蕎麦屋
"どん八夜光店"
がある。



川崎港湾地帯の入り口という場所柄からか、客層は完全にトラックのドライバー系が中心のようだ。


車を降りて店に向かおうとしたら、店と反対側の道沿いに何やら気になる表示板を発見。
夜光町の由来云々が書かれている。


読んでみると、最初に自分が"夜光"という名称を見て、夢枕漠の小説っぽいと思ったのはまんざら外れではなかったようなのだ。



その表示板に書かれている夜光町の名の由来は、実はかなり歴史伝奇小説的な内容であった。



時は平安時代、無実の罪を着せられて尾張の国を追われた武士、平間兼乗は川崎の地で漁夫となり細々と暮らしていた。
ある夜、一人の高僧が兼乗の夢枕に立ち、海に沈んでいる自分の像を引き上げて供養して欲しいと頼まれた。
驚いた兼乗か海に出てみると海面が光り輝いている場所があり、網を打つと海底から弘法大師の木造があがった。
兼乗は自らの名を取った平間寺という寺を建てて夜光る海からあがったその弘法大師像を大切に奉った。
そしてその平間寺こそが実は現在の川崎大師の事なのであって………


………
………
………


えーと………


蕎麦の話でしたね(笑)



暑かったので冷やしたぬき蕎麦にしてみました。お値段380円。
肉体系な客層中心だから結構ボリュームがあるのかな?なんてね、ちと期待してみたんですけど………



至って普通の盛りでしたね(笑)



自家製麺という事のようですが、その自家製の蕎麦が一般的な立ち食い蕎麦屋のものに比べてかなり太いです。



そして四角く切られた角が舌に当たるほど固めの蕎麦で、うん!これは良い!!
次回はもり蕎麦でもよいかも。



ただ蕎麦粉の比率はそれほど高くはなさそうですけどね(笑)



田舎の十割蕎麦のような ボソボソした食感ではなく、モチモチしていて小麦粉を沢山感じます(笑)


他のお客さんは殆どがもり蕎麦と好みのタネを何種類がセットで頼んでいるようで、そのスタイルがこの店での一般的な食べ方みたいですね。



あと、立ち食い蕎麦屋となっていますけど、店内見回しても立ち食いしてるお客さんはいないんです(笑)
店内のカウンターもテーブルも椅子が標準装備されてますので、ちゃんと座って食べれます(笑)



立ち食い蕎麦どん八。
神奈川県内に7~8店舗と、大田区に1店舗あるだけのマイナーな店ですが、ワイルドな自家製B級蕎麦がなかなかイケます('-^*)ok