binpakuです!
一部では
"二郎を超えたインスパイア系!"
とまで、絶賛されている二郎インスパイアの有名店に行って来ました。
世田谷松陰神社前
"辰屋"
です。
2002年7月開店。
元々、自身が熱烈なジロリアンだったという、ちょっとユニークなキャラの店主が切り盛りする、カウンター10席だけの小さな店。
店内は昨今の洒落た小綺麗なラーメン店とは別世界。
余計な飾り気が一切無く、武骨で職人の作業場的な雰囲気に満ちていて、個人的には何となく懐かしい感じ。
昔、良く行ったラーメン屋はみんなこんな感じだった………
店主は二郎での修行経験は無いものの、作り出すラーメンは二郎そのもの。
ラーメンとしての完成度では二郎以上かも知れません!
この店のメニューには、普通の醤油ラーメンや塩ラーメンもあるんですが、客の殆どが
"辰醤油ラーメン"
という二郎風ラーメンをオーダーしています。
写真のラーメンが、辰醤油ラーメンの姿です。
見事な盛りですが、これで普通盛のデフォです。
野菜増しはしていません。
野菜は、もやし7割キャベツ3割位の比率でしょうか?
その上に大量の削り節と刻みニンニクが乗った状態で、丼がカウンターの上に"どんっ"と置かれます。(ニンニク抜きも出来ます)
真っ先にしなければならない事は、レンゲでスープをすくって削り節の上にかける事。
さもないと外からの風や鼻息で、削り節があたり一面に飛びまくります(笑)
豚は、お決まりの分厚いのが2枚デフォで入ります。
そして何といってもこの店最大の魅力は、二郎系では最も太い部類になるであろう、直径5.2ミリの極太麺!
自分の好きな子安のらーめん天空と同様、三河屋製麺の特注麺です。
スモジ(相模大野二郎)のような平麺ではなく、断面が真四角な麺で自分の好みにドンピシャ!
麺の食感も、モチモチとゴワゴワの丁度中間ぐらいのモチゴワ!?で、最高です!!
しかも嬉しい事に、スープが火傷するくらいの熱々で出てくるので、あれだけの野菜や豚が乗っていても、どこかの某店のようにスープがさめることは全く無く、最後の一滴までおいしく完飲致しました!
ちなみに、今日は昼の12時30分に到着して5人待ちでしたが、並んでからラーメンが出てくるまで30分以上待ちました。
この店は1回のロットが5杯分ずつなので、店内のカウンター席10人分をさばくのに2ロットかかります。
しかも極太麺使用のため、1ロットの茹で時間が10分近くかかり回転が非常に遅いです。
お急ぎの方は時間に余裕を持っておいでください(^^)