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コンビニのカップ麺コーナーで、最近よく眼にするのが、パッケージに書かれた次の2文字

"太麺"

"液体つゆ"

どうやら流行りらしい。


binpakuです。



口火を切ったのは、日清のどん兵衛シリーズでしたね。


"ぴんそば"

"べっぴんうどん"
で始まった
"全麺革命"と"液体つゆ仕上げ"



つゆの液体化は、どん兵衛シリーズだけではなく、日清のそばうどん全体に波及していき、全麺革命の方もラーメンの太麺化へと進んでいきました。



このラーメン太麺化は、日清以外の各社も追従して、油揚げ麺、ノンフライ麺双方で、新商品が続々と出てきました。



この、つゆの液体化や太麺化の背景には、値上げで売上が落ちた上に、低価格のPB(プライベートブランド)のカップ麺が登場して、急速にそのシェアを奪われて焦る大手メーカーの事情があるようです。



安売りのPBでは出来ない、魅力的な付加価値を持った新商品の開発!



今や100円を切る低価格PBカップ麺が続々と登場する中、その2倍~3倍の価格で市場に生き残って行かなければならない、厳しい戦いが静かに始まっていたんですね。



でもって、実際に食べてみました。



"液体つゆ仕上げ"

"百福長寿麺 鴨だしそば"



液体仕上げのつゆは、かなり甘口ではありますが、従来の粉末スープのものと比べると、明らかに"インスタント"っぽさは減少してますね。



正直、このつゆを普通の丼に入れて出されたら、似たような味の立ち食いそば屋は、いくらでもありそうです(^-^)



その意味では
"液体つゆ仕立て"
は正解なのかもしれません。



しかしながら……



自慢の
"ぴんそば"
には、全くピンと来ませんでした(^_^;)



そばが縮れていようが、真っ直ぐだろうが、あの何とも安っぽい粉っぽさが解消されない限り、本来のそばらしさには、程遠いですね。



一方の、
"太麺堂々"
ですが………



実は太麺堂々は現在3種類ありまして………



最初にどれから食べるか、凄く悩みました。



その3種類とは……



極太濃厚味噌豚骨
濃厚魚介豚骨醤油
香熟味噌



???



分かりづれぇ~!



しかも……



極太濃厚味噌豚骨と他の2種とでは、価格も、麺の太さも、カップのサイズもまるで違うという紛らわしさ!



何でこんな事になっちゃったんでしょうかね?



悩んだ末、今回えらんだのが、麺が他の2種より太い



"極太濃厚味噌豚骨"



パッケージの表記通り熱湯4分をしっかり守って、自慢の太麺にご対面!



ありゃ!?



麺に芯が残ってる!っていうか、まだ中心が乾麺状態のままでボキボキだよ!



4分はチョット短すぎるような気がしますが……



仕方がないので、さらに1分程放置してから食べ始めましたが、今度は柔らか過ぎ!




どうやらこの麺、戻し時間がかなり微妙なようです。



出来上がった麺はさすがに太くて、カップ麺のこれまでの常識を変えるぐらいのインパクトはありますね。



ただ短時間で太い乾麺を戻さなければならない麺の構造上の問題なのか、食べ始めてからもスープの中で麺がどんどんふやけていくんです。



だから急いで食べないと、麺がぶよぶよに!



幸いな事に、この味噌風味の豚骨スープがなかなか旨かったので、先に麺だけ慌てて平らげて、後からスープを落ち着いて、ゆっくりと味わいました(^^)v



ところで、最新のニュースによりますと…………



太麺堂々のシリーズにさらに2種類追加されるようで………



"太麺堂々旨味醤油"
"太麺堂々濃厚煮出豚骨醤油"



?????



も~訳わからん!
何とかしてくれ、日清さん(^_^;)