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ラーメンとB級グルメは、人生最良の友であります。



binpakuです。



隣町の町田駅周辺はラーメン激戦区と言われるだけあって、ラーメン店の数の多さは半端ではありません。
それ故にまだ未訪問の課題店もたくさんあります。



そんな課題店の一つ
"町田商店"



店名からは想像出来ませんが、壱六家の流れを汲む家系ラーメンのお店だそうです。



家系ラーメンはよく食べに行くし、決して嫌いではないのですが、かと言って特別に好きかと聞かれると、それほどでもなく………



まぁ正直、私にとって"家系"ラーメンってのは………


"ハズレ店は少ないけど、アタリ店もめったに無い、平均的で無難なラーメンの系列"



ってな感じの印象なわけです………。
つまり過度の期待は端っからしておりませんm(_ _)m



家系ラーメンのスタイルってある意味確立されちゃってるから、店によって差が出にくいのかもしれないなぁ。
そこを無理して差別化すると、家系ラーメン店じゃなくなっちゃうしね^^;




だから今回の
"町田商店"
も、実は家系のお店だと分かった時点で訪問意欲がガクンと落ちてしまい、今まで足が向かなかったというわけです。



ところが………



先日、町田商店に初めて行ったという若手後輩(通称ラッパー君)が、ここのラーメンを絶賛して言うんですよ。



「と~に~か~く~!めっちゃくちゃ旨いっスから!麺は極太だし絶対行った方がいいっスよ!あっ塩ね!塩!塩!塩が旨いの塩ねっ!!」



私の太麺好きを知っている彼は、独特のマシンガン口調で、たたみこむように私に行く事を勧めるのです。



あんまりうるさいので…………



行く事にしました^^;(単に太麺って言葉に釣られただけ…?)



平日のお昼過ぎに到着。
店外に5名程の待ち行列。
ランチタイムだったので客層はサラリーマンが多いですね。



回転は早く、5分程の待ちでカウンター席へ。



頼んだメニューは



"塩ラーメン"(並)
麺かため
(650円)



さらにトッピングで



"もやキャベ"
(80円)



を頼んでみました!



すこし前、三浦屋でもやしにふられたあの"悲劇"以来、もやしキャベツ類には何故か過敏に反応してしまいます(笑)



しばらくすると店員がラーメン丼を持ってやって来ました。



ラッパー君が絶賛する塩ラーメンと、遂にご対面です!



ジャ~~ン!


………………



あれっ?



あるべきはずの
"塩ラーメン"
の姿はそこには無く…………



丼の中は
山盛りのもやしとキャベツ!!



ラーメンより先に
"もやキャベ"の登場です!
すごい量です。
トッピングではなく別皿いやいや別丼で出てきました!



まぁ、この量を実際にトッピングしたらそれこそ何処かのラーメンのように野菜の土砂崩れが起きそうです^^;



熱々のもやキャベは絶妙な茹で加減でシャキシャキ感抜群。タレで味付けされているので、このままでも十分に美味しいです。
(本当にこれで80円なの!?)。



続いて塩ラーメン登場!



第一印象………



"美しい!"



家系の塩ラーメンという事で、どうしても例の茶褐色のスープを薄くしたようなものをイメージしていたのですが、出てきた塩ラーメンはなんとクリームシチューの色をしていました。



スープを一口。


まず最初にキリリとした切れ味の塩が、
"ガツン"と来ます。
かなりワイルドな塩味です。
そしてその直後に、強くて優しい甘味が
"じわ~っ"と口の中に広がって塩を中和していきます。



暴れん坊の塩を甘いスープが柔らかく包み込んでいる感じ。



これは旨いぞっ!



おそらく塩ダレを加える前のスープは、相当甘いと思われます。素材から出た甘味なのでしょうか。



麺は確かに太いですね。極太とまではいきませんが、家系でこれだけ太いのは初めてかも………。
かためで頼んで大正解でした!ゴワゴワとした噛みごたえで大好きな麺です!



特筆すべきはチャーシューです。
家系のチャーシューって"オマケ"みたいな扱いのお店が多くて期待薄なのですが、ここのチャーシューは絶品です。
初めてですよ、家系でチャーシュー麺食べてみたいと思ったお店は!



そして絶品があとひとつ。
ほうれん草!


これもシャキシャキとした新鮮味ある食感で驚かされました。茹で置きのベチャッとしたほうれん草とはまるで別モノでありました。



いや~、驚きましたよ、このお店。
久々の大アタリでした^^;
勧めてくれたラッパー君にお礼を言わないと^^;



次回は塩ではなく普通のラーメンを頼んでみます。



このお店、私が抱いている家系の概念をいい意味で破壊してくれる事でしょう!