「美人の十戒」





1、美人とは働きながら美しく見せるファッションを知っている。


2、美人とは美しい住まいと暮らし方を知っている。


3、美人とは常に燃えるような恋をしている


4、美人とは自分の美しさを最大に引き出す術を知っている。


5、美人とは体にムダなものをためこまない。


6、美人とは末端まで光り輝く


7、美人とは上昇しつづける理想をもっている


8、美人とはアフター5も自分磨きを怠らない


9、美人とはエゴではないエコの発想を持っている


10、美人とは自分を導いてくれる指標を持っている





雑誌「グラマラス」2008年2月号より








これを発見したとき


まず「大変だな」と感じました。


美人は生活全般にわたって


くまなく努力することを求められているからです。





かつてファッションは、先頭きって人の意識を枠組みから自由にしました。


そこから、何を着てもいい風潮が生まれ・・・


人々を装う楽しさへと誘いもし


何を着たらいいのかわからないと迷わせもしました。





装う楽しさや面白さを知ると


もっと素敵に装いたいと願い


自分ならではの魅力の表現を求め続けます。








自由を解き放ったファッションを後押ししたのがファッション誌です。





ファッション誌の現在のコピーには


「ルール」


「セオリー」


「法則」


等という言葉が踊っています。





当然のことながら、これらの縛りは万人にあてはめることは難しい。





人々のファッションセンスのクォリティーが高まった今


いかに人と違って、魅力的に見せるか


パーソナルな時代になったのです。





自分自身をより魅力的に表現するファッションは


仕事でもプライベートでも、心地よさと安心感を与えてくれます。





自分だけの「魅力の法則」や「着こなしのルール」を熟知することは


人をより自由に創造的にします。





ファッションは、ライフスタイルを豊かに心地よくする手段になったのです。