ホルトノキ(別名モガシ)
 
 乾燥にはあまり強くない。深く剪定すると枯れ込む。この木はチョッと気難しい。
和田の妙行寺に鹿児島市の保存木に指定されている大きなホルトノキがある。もう10年くらい前治療したこともあった。雑木の種類だから条件のいいところだと大木になる。ブツ伐りすると、とたんに調子が悪くなる。最近ではホルトノキの代わりにヤマモモを植えるようになった。
 この木は常緑樹にもかかわらず、紅葉する。紅葉と言っても落葉樹のそれとはいささか趣が違う。季節には関係なく、古い下葉のみ何枚か紅葉し、やがて落葉する。
 常緑樹と言えども新芽が吹いて大きく展葉すると、お役御免の古葉は落葉する。ホルトノキの古葉はダントツに赤いのだ。
 
ブツ伐り(縮伐)した産業道路のホルトノキ。
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下葉に紅葉が混じる。
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胴吹きした新芽にもかかわらず下葉が赤い。何らかの生理的紅葉と思われる。
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下草グランドカバーのガザニア。強健無比。
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常緑樹とは思えない鮮やかな紅葉。
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樹木図鑑より
 平賀源内が、この木をオリーブと間違え、「ポルトガルの木」と呼んだことによる。
当時、オリーブ油はポルトガルの油と言われていた。別名のモガシは、薩摩での呼称。
 葉は互生し、枝先に集まる。葉身は倒披針形~長楕円状披針形でやや革質。縁には鈍い鋸歯がある。初夏に古い葉が、綺麗に紅葉する。木の全体的質感は、ヤマモモユズリハなどと似ているが、この紅葉があることで区別できる。
 緑の葉に混ざるこの紅色を、模様(紋)に見立て「紋ガシ」「模様ガシ」と呼んだ。
ここからモガシと言う別名が生まれた。