まあ何と言うことだ。今日IさんがTさんとやってきて木を掘って持って行くと言っていたその木の名前を忘れた。サクラツツジではなくもっと厚い葉のアイツのことだ。

 

最早記憶はボロボロ抜ける。これは単に加齢によるものではない。病気だろう。

私は若い頃奄美大島によく出張に行っていた。アマミ!思い出した木の名前はアマミセイシカだった。

 

思い出したから良さそうなものだが、記憶というものは抜け毛みたいに抜ける。

昨日Y君といわゆるボケが最近止まらないと言うことを話すと、そんなことは普通にある、心配することではないというのだが、私の場合はかなり重症だ。

 

記憶は何かに記録して置かないとどんどんなくなる。

アレ?何だったけな?あの紫色の花の名前を忘れたと思ってもそれを再び思い出すまでは記憶は封印されてしまうのだ。今度は紫の花を忘れた。ナス科のあの花なのだがニオイがするのだ。?、ニオイ?、何じゃニオイバンマツリじゃないか。

 

手帳などにはなるべく記録しておくのだがそれでも必ず忘れる。

家の玄関の前に植えたあの4本の木を覚えているものだろうか?自分で自分をテストしてみる。ホント、このようなことをして確認するなんてことは皆さんには信じられないだろうが、今実際起きているハナシである。

 

①フジバカマ、これは白花のフジバカマ。昔滝の神で買ったものが生えてきた。

②ヒヨドリバナ、これは家の栗の木の傍に生えていたのを移した。

③キジョラン、これはそこら辺りに植えて置けばなくなるだろうと思って

 鉢にわざわざ植えて置いたものを移植した。

④ギョクシンカ、コレも家の近くの放置林にあった物を植えた置いたもの。

 

今日は偶々言えたが記憶は一瞬にして消える。抜け毛みたいにボソッとぬける。