音譜BGM音譜

https://www.youtube.com/watch?v=AMJ0BiysFk8

 

あしあとあしあとあしあとあしあとあしあとあしあとあしあとあしあとあしあとあしあとあしあとあしあとあしあとあしあとあしあとあしあとあしあとあしあとあしあとあしあとあしあとあしあとあしあとあしあと

 

『こんにちは~。』

『ハァ~?、コンチワ・・・。』

 

川崎の社長だった。

久しぶりだったので向こうは適当にハナシを合わせている。

 

『有〇のbi~noですヨ!』

『ハァ・・・ビックリマーク、おまんさぁ、ダイジョッナ!!

『マッコチ~、ケシンダチ聞いたが・・・。』

ケシンダはないだろう・・・。まったくいつの間にか私を殺しおって・・・えー

 

ちょうどよかった。

オリーブの品種の管理とオリーブの栽培の現状について聞こうと思っていた。

忙しいのを引き留めて訊いた。

①オリーブは無農薬で育てられるか?

②現在のオリーブ栽培は生産から加工まで可能か?

③ミッションを以前勧められたのだが鹿児島には今後どのような品種が合うか?

 

オヤジは商売上手だから流石に本音はバラさない。

 

①については

無農薬は可能。要するに実が生るまでオリーブアナアキゾウムシの予防を二日に一回は見回るくらいに面倒を見ないといけないという。地際を特に気を付けて捕殺しないと一旦ゾウムシが木の中に卵を産みつけてしまうと分かりにくいらしい。ゾウムシだから殺虫剤もあるのだが無農薬となるとかなり大変だということのようだ。

 

②については

現在の状況は生産から加工まで一貫しているとは言えない。生産者と加工業者が一体感を持って事に当たり販売者が後方支援するシステム作りをもっと強力に進めないといけない、というようなことだった。オリーブ油そのものは売っているのだが全部輸入物で賄っているのが実態でこれは小豆島に於いても同様なことらしい。つまり作物を育てるという実作業と企業としてのコスト管理、最終的には採算歩合の問題だろうということだった。

 

③ミッションの外にも入荷しているのがあると言う。

実際同じ品種でも木によって生ったり生らなかったりするので難しいというのだ。

生ったり生らなかったりするものを生らすという技術的なことまでは教えてくれない。

つまり植木屋さんは植木を売るのが商売でそれをどう生らすかということは関係がない。

ついでに外の社員について聞くとSがよくやってくれるので助かっているという。ホウ〰、まあこの業界は相変わらず年配の人が多いので彼が一番ケツが軽いのだろう。

社長とはそこで別れた。

 

苗木の売場の方に行ってみると"ミッション"という品種の取り扱いはなかった。あったのかもしれないが小さな苗では売っていなかった。気の付いた品種を二つ三つ。

 

I-77。

 

ピアントーネ・マルチジャーナ。

 

シプレッシーノ。

 

オリーブに限らず果樹は実着きのものを自分の目で確かめて買うことだ。しかし実着きで売っているものは少ない。いざ生ってみたら違う品種だったと言うことはよくある。