ずっと前から咲いているミミズバイ。
家の屋敷の中に自然に生えて来て何年経つのかも分からない。
そろそろ花も終わりそうだと思って木の所に行ってみた。

アリャ~、花はもう終わっていた。
いつでも写せると思うのはこちらの勝手で歳月は人を待たぬ。
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終ったと思っていたがよく見ればいくつかの枝に花が残っていた。
花は枝によって済んでいたりまだ蕾だったりしていて一定した咲き方ではなかった。
花は同じ所からいくつも出ている。萼片の色がこげ茶色で咲いた後の蕊が茶色く枯れて何だか汚らしい。
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思えばミミズバイの三輪生の葉にも惑わされたものだ。
葉の形も成木になるとこれがあの木かいなと思うような木もある。
対生とか互生と言ってもそうだと決めつけているのは人様の方で、植物にとっては光を求めて伸びて行った結果に過ぎない。

葉の大きさは概して細長い。山の中にあっても葉の面積が広いのでよく目立つ。
少し薄暗いとベロベロに伸び切ってダラリと垂れ下がった枝も見る。庭木に仕立てるには葉が大きすぎる。葉が大きいので花でも大きければイイのだが花はブンと目立たない。

花弁5枚で中央に雌蕊が1本。柱頭の先端は黄緑色。
雄蕊が20本くらいはあるのだろうか。
ハイノキと比べると何となく地味~な花。
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