BGM
三重野にもバスが通る。
いわゆる福祉バスで、コミュニティバスの”あいばす”。
若者はほとんどがマイカー通勤だが、免許を持たないお年寄りには喜ばれている。
通称”岩坂”だが、三重野集落の中の小字三重野だから『三重野中央』と言うバス停の名前にした。

足元には花のプランター。今年度から花を飾るように予算を計上した。
プランターはNさんが寄付したようだ。

ニチニチソウ(ビンカ)で常夏(とこなつ)と言う品種がある。
これは多分その手の品種だ。会長が近くの園芸店から買って来たものかもしれない。
水かけ当番云々の話しも聞かないし、多分会長かNさんが面倒を看ているのだろう。

公民館を草刈りしようとしているとバス停でMさんに会った。
よく家の前を通って先の方の菜園にシニアカーで行かれるのを見る。
この御仁も話し出したら止まらない。
『マコチ~、この頃は毎日病院通いじゃ~。』
『ホシテ、今日はまた何事ナ!?』
『インニャ、草を刈っとこうチ思うてなぁ。』
『ヘェ、そりゃまた~。ゴクロサア~。ヌッサ(暑さ)に気を付けやんせナ~。』
『ナニ言うちょっとな〰、気を付けんとイカンたぁオハンじゃが~。』
Mさんはバスが来てもモゴモゴ何か言ってた。

ゴミステーションの所にもプランターが置いてある。

”常夏“”と言う品種は奄美大島の辺りでは越冬していた。笠利の路傍ではよく見た。
鹿児島辺りでもこぼれ種で毎年生えて来ているのを見る。
改良が進んだニチニチソウの中では割と原種に近いのだろう。
現役の頃、鹿児島中央駅の花壇管理でニチニチソウには振り回された。
品種物のニチニチソウは梅雨時に何度か植え替えた。植替えても植替えても枯れた。
原因は土壌中のフザリウム。要するに帯水すると病気が一挙に広がるのだ。
県内でもこのタイプのニチニチソウを作っている業者は多くはない。
ヒョッとしたらSちゃんが毎年育てていたのかもしれない。
