床屋に電話をすると
『ドゲンしちょっとぉ~?』
少し怒っているような声だった。
『ゴメン!ようやく暇がデケタがなぁ~。』
電話が来ていたのに連絡もしなかったのもいけなかった。
月一で行くようにしていたので何かあったのではないかと思ったのだという。
フン!どうせ暇つぶしに電話をしまくっているに違いないのに・・・。
まったく床屋という商売程ラクチンなものはない。お客さんが自分の店に勝手にやって来る訳で、植木屋さんのようにお客さんの家に出かけるということはない。殿様商売とはこのことだ。
帰りに谷山のK酒店に寄る。
鹿児島では酒は造られていなかったのだが、最近復活したという噂を聞いた。
名前を『薩州正宗』という。
お店の兄ちゃんにその酒の事を聞くと”存じていますが当店とは取引がありません”との事。”代わりに全国のお店とお酒の取引があります”という。
このお店の事は噂でもよく聞く。しかし、地元で酒ができたというのにこの店は地元の酒を置いていない。”お客様…、お近くのイオンには置いてございます”という。
何か事情があるのだろうが、まあないものは買えない。
ならば、”『土佐鶴』は?”と訊くと”そちらもあいにく取引がありません”という。
実は『土佐鶴』がないという事は調べて知っている。
しかし鹿児島のお酒『薩州正宗』もかの『土佐鶴』をも置いてないとはこの店は酒の専門店なのだろうか?
店の中をウロウロして物色しているとなるほど酒の銘柄は多い。
”お客様、『司牡丹』がございます”と来た。
『司牡丹』は若干甘口の記憶がある・・・。
(司牡丹か・・・。)
”お客様、同じ蔵の『船中ハ策』-超辛口がございます”と来た。
どうにかして相手の希望を叶えてあげようという気持ち、つまり商売の応対に於いてはどうにか気にいってもらう事の方が大切なのだ。
折角来たことだし、『船中八策』でもいいかと言う気になった。
『船中八策』をレジに置いて、棚の『三岳』を手に取った。
”お客様、こちらは同じ三岳酒造の『屋久の石楠花』という焼酎でございます、当店以外ではまず手に入ることはございません”
(ホウ屋久島石楠花ネ…。)
結局、酒『船中ハ策』と焼酎『屋久の石楠花』の二本買った。
雑多な鉢物が置きっ放し・・・、チョッと片付けないと。

祭りの日が近い。真竹を割って竹串を作った。

キンメイチクのたけのこ。

右側は去年の新竹。この竹にタケノコが生えるようなことはない。

それより一年前の左側が三年竹。

タケノコは生えて欲しいと思うような所へは生えない。
手当たり次第掘りまくるとそこら辺りには全然いいタケノコガ生えなくなる。
親竹(三年竹)で誘導していくことが大事で、それはどこにどのようなタケノコを残すかだ。
