BGM
通路に鉢がひっくり返っていた。
大方スイカだろう。
ヒヨドリか何かをめがけて行って蹴っ飛ばしたに違いないのだ
。

戴きもののイブキジャコウソウクガイソウに芽が出ていた。



ようやく本家の方から芽が出て来た。さっそく新しい土で植える。

挿し木したもう片方は4本くらい芽が出て来ている。何だかエラク得した気分
。

そこら辺りの鉢植えを見ていると下のキンメイチクの方からカミさんの声がする。
『アンタチョッと来てみぃナ!』
(タヌキかムジナでも居るのかもしれん…。)
行ってみると小さなタケノコに棒が立ててある。

カミさんの鼻は天を向いている。
(ドヤ!)とは言わないが顔つきで解る。



今頃のタケノコはホンの上根から出ているので量にすれば大したものではない。
(フン!コンマイ、コンマイ。よくもまあこんな小さいのを見つけたものだ。)


節のイボイボが少し膨らんだ程度のもの。
そこら辺りを目を皿のようにして見つけるのだがタケノコは一本も見つからない。
(まあアンナちっこいのまで見つけられるとどうしようもないワな~…。)
帰り際足裏にコツンと来る触感!落葉を除けるとあった!
こっちもまた鉛筆
。カミさんにバカにされそうだ。

もう一本あった。
聞こえよがしに
『ナンヤ!もう出てるんかいな。』
