BGM
木曽山で側溝の泥を揚げている業者に遇った。聞けば錫山の業者だった。
錫山もまた鹿児島市だが山の中の過疎の村で三重野とあまり変わらない。
ここは家の山のすぐ近くで、今までも何度か崩れて側溝が埋まっていた所だった。
作業員が草刈機で土手のトラノオスズカケをを払おうとしていた。
すぐに監督を呼んで、これだけは刈るなと念を押した。間に合ってよかった〰。
今回の作業の目的は道路の側溝の泥を揚げればいい訳で、草を刈る事ではない。
写真写りが少々悪くても担当に説明すればよい。
トラノオスズカケは鹿児島県では準絶滅危惧種となっているが、三重野辺りではよく見かける。
市道の維持管理で盆前とかに道路のヤブ払いなどがあるのだが、要するに請負う業者は何があろうが一切お構いなしのことが多い。草を刈って道路の視界をよくしさえすればいい訳だ。
これからは地域のパトロールも兼ねて市の方に進言することにした。
先を急いだ。
ここは刈られる心配はないが、伐開したばかりで陽がガンガンに当たるようになった。陰にある葉は表面まで真っ赤になる事はないのだが、それにしても赤い。

GKZ植物事典・トラノオスズカケによると
トラノオスズカケは
〇学名:Veronicastrum axillare
〇分類:オオバコ科クガイソウ属

2015.12.30
思えばこの草花を知ったのもブログを始めてからであった。
ブロ友は駆け込み寺、今後ともヨロシクお願いします。
虎の尾っぽに似るというがそんな立派なしっぽではない。

追加
花氷/2018.01.13

↓
落花/2018.01.18
