杉や檜が伐採されてすっかり陽当たりが良くなった林道。
山の上にはイイギリらしき木、道端には小さなクスドイゲが見られる。

クスドイゲは最近のAGP分類ではイイギリ科からヤナギ科になったのだそうだ。
まあDNAなど見る訳にもいかず、そんなものかと思う程度の事なのだが…。
クスドイゲの特徴は何と言っても棘だろう。
大きな木ではビックリするくらいの大きな棘を見る。
凶器にでもなりそうな棘はやがて枝に変わる。
どうもヤナギのような柔い木とは縁遠い気がしてならない。
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散策の楽しみは同じ道を通っても違う発見があることだ。
発見と言えば大げさに聞こえるが、生き物は生きている成長の過程を見ることになる。つまり見るたびに生き物からその時々気付かされるのだ。

今まで何回かクスドイゲは見たことがあるのだが花は初めてだった。
今頃咲くものだったのかと改めて思う。
花はまとまって咲いてるので一見散形花序に見えるが、上下に咲いているので総状花序なのだろう。
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さて、クスドイゲは雌雄異株だそうだ。
雌蕊は見られず雄蕊のみ。30本くらいはありそうな雄蕊の花粉が弾け始めてている。
つまりこの株は雄株という事になる。
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花弁らしく見えるのは萼片だそうだ。萼片で直接花粉を保護していることになる。
雄蕊の根元の付け根を小豆色のブツブツの突起物が取り囲んでいる。
蜜腺なのだろうか・・・?これが蜜腺だとしたら受粉には大いに都合がいい。
蜜を吸った昆虫たちは羽や背中に花粉を否が応でも着けずるを得ない。
近所に何本かクスドイゲがあるので、雌株‐雌花もある事だろう。
台風が来る前に一回りして来るか。
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