煽りを前提とした記事ではありますが...
ジーコ、豪州戦に危機感!休日返上で深夜に緊急会議
日本代表・W杯直前合宿(5日、ドイツ・ボン)消化不良のマルタ戦から一夜明け、日本代表・ジーコ監督(53)が休日返上で動いた。景気付けの壮行試合に1-0辛勝の後、ドイツW杯1次リーグF組のライバル・豪州の歴史的ドロー劇も起こり、ダブルの衝撃に自身でオフを拒否した格好だ。前夜は“緊急スタッフ会議”を招集したことも判明。W杯初戦6・12豪州戦まであと6日しかない。
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いないはずの人物がそこにいた。不満いっぱいのマルタ戦から一夜明けたボン市内の練習場。完全オフのこの日、故障者であるFW柳沢、DF加地のリハビリを見守るジーコ監督の姿があった。
「…」
鋭い視線に言葉はないが、全身から発散しているのは危機感だった。厳しい視線で自らもランニングしながら約1時間30分。のんきに構えてなんていられない-。そんな思いがピッチに充満していた。
W杯開幕前のラストゲーム、4日のマルタ戦は1-0辛勝。FIFAランク125位(日本は18位)の相手に苦戦すると「このままでは豪州に踏みつぶされる」と選手に警告を発した。スタッフと合宿地・ボンの宿舎に戻ると、翌5日の休日を待たず心身ともに疲れた体にムチを入れた。日本戦と同時刻に行われていたオランダ-豪州のビデオ検証を急ぎ、目にしたモニター画面には“衝撃映像”が映し出された。
マルタ戦と同時刻に行われたオランダ-豪州。深夜の会議の題材はこれだった(ロイター)
スコア1-1。何と豪州が最新FIFAランク3位、優勝候補に挙がるオランダに歴史的ドロー劇を演じていた。後半15分に退場者を出しながらの結果で、本大会直前でも厳しい当たりで主将MFコクー(PSV)、DFファンブロンクホルスト(バルセロナ)ら3人を病院送りにもした。ヒディンク監督の母国が相手だろうと問答無用だった。
ヒディンク監督は「戦術面で世界のベストチームと対等に渡り合った。数カ月の短い期間での進歩には驚くものがある」と自画自賛。オランダ代表・ファンバステン監督は「厳しい当たりに不服はない。こういう試合がプレーの質を上げる」と逆に豪州の“闘争心”に感服の表情だった。
日本のマルタ戦とは対照的。MF中田英はその試合後に「きょうの試合を見る限りW杯の準備はできていない。収穫はない。気持ちの問題」と厳しい言葉を繰り返した。5・30ドイツ戦2-2ドローでつかんだはずの手応えは、相手がどこであれ“闘争心”を持ち続けていれば確信に変わるはずだった。
ジーコ監督のビデオ分析は、そのまま深夜の“緊急スタッフ会議”へと移行した。自身の休日返上は決まった。すでに豪州戦での採用を明言している3-5-2からのシステム変更を含め、泥縄的にでも技術的、精神的に体勢を立て直さなければならない。
豪州も演じた歴史的ドロー。ヒディンク監督はチームの仕上がりを自画自賛するが…(ロイター)
「豪州はいいチーム。日本に勝てるか? 問題ないだろう」。オランダ代表・ファンバステン監督の言葉が重く響く。ドイツ戦で世界に衝撃を与えた日本だが、逆に衝撃を受ける立場に…。豪州戦まであと6日。ジーコ・ジャパンが日本列島の期待に応える回答を必死に見つけだす。(サンスポ)
本番直前なんだから誰だってピリピリしますよ。そりゃあ。
実際ピリピリしてんだろうし。