先物グリッドボットは、先物取引とグリッド取引ロボットの組み合わせで、低リスクと高利益をもたらすことができます。ボラティリティが高ければ高いほど、利益も高くなります。

 

初心者でも簡単に先物グリッド取引を始めて、相場変動から収益チャンスを掴むには?この記事では3つのセクションに分けて、その基本をわかりやすくご紹介します。

1. 先物取引とは?

2. 先物グリッド戦略の作成方法

3. 先物グリッド取引のコツ

 

1. 先物グリッド(自動売買)とは?

グリッド取引は定量的取引戦略の一種です。先物グリッド取引ではグリッドごとに価格帯をあらかじめ設定し、資金を複数に分割することで、投資家が簡単に利益を得ることができます。グリッドボットは、市場価格が設定された価格に達すると、安く買って高く売ることを自動化します。それぞれの買い/売りは、アービトラージ取引を構成します。

相場変動がある限り、投資家は利益を得ることができます。

 

ボット取引のメリット:

1. 24時間年中無休で自動売買を実行、相場チェック不要

2. 取引基準を守りながら時間を有効に使える取引ボットを採用

3. 定量的取引の経験が不要で、初心者に優しく簡単

4. ポジション管理を可能にして市場リスクを低減

 

現物グリッドに比べ、先物グリッドにはさらに2つのメリットを持っています。

1. 様々な市場環境に対応したロング/ショート方向機能サポート開始(アプリバージョン3.25.0以降にアップグレードすることを推奨します)

2. レバレッジ最大150倍まで対応して収益を向上させる

 

方向

初期ポジション

動作プロセス

ニュートラル

初期ポジションは注文されません

戦略注文価格より下の価格帯でロング注文・ロング決済を行う

戦略注文価格より上の価格帯でショート注文・ショート決済を行う

ロング

あらかじめ設定されたパラメーターに基づき、初期ロングポジションが注文されます。

ロング注文・ロング決済

ショート

あらかじめ設定されたパラメーターに基づき、初期ショートポジションが注文されます。

ショート注文・ショート決済

 

ニュートラルモードにおける先物グリッドの仕組み:

tw-____.gif

 

ロングモードにおける先物グリッドの仕組み:tw_____.gif

 

ショートモードにおける先物グリッドの仕組み:

tw-____.gif

 

2. 先物グリッド戦略の作成方法

1. 先物グリッドページにアクセス

アプリ: ホームページの「グリッド取引」-> 「先物グリッド」、または下部ナビゲーションバーの「先物」をクリックし、「無期限先物」-> 「先物グリッド」を選択してください。

Webサイト: https://bingx.com/ja-jp/strategy/

004.png

 

2. 4つのステップで先物グリッド注文を作成

「自動作成」または「手動作成」を選択します。ここでは「手動作成」を例に取ります。

ステップ 1: 取引ペアを選択

ステップ2:グリッド方向を選択(ニュートラル/ロング/ショート)

ステップ 3: グリッドパラメータを設定:最高価格、最低価格、グリッド(グリッド数)

ステップ 4: レバレッジ&投資額を設定して戦略を作成

005.png

 

必要に応じて、ご自身の取引の習慣に合わせて損切り率を設定できます。設定後に損切りが行われると戦略は自動的に停止され、保有している全てのポジションを決済します。

 

3. 先物グリッド取引のコツ

グリッドの主要なパラメータを設定することで利益に直接影響します。ここでは、先物グリッド取引に関するいくつかのコツをご紹介します。

 

1. 価格帯設定

赤枠は、抵抗線と支持線の間にあるグリッドの理想的な価格帯を示します。

heyue7.png

 

価格帯の上限と下限の一般的な決め方:

A. モメンタム指標を参照。例えば、直近4時間や当日のローソク足チャートの上限および下限ボリンジャーバンドをグリッド指値として使用します。

B. ローソク足チャートのパターンに応じて設定。例えば、4時間足のローソク足チャートを参照し、最も頻繁に現れる高値と安値に従って上限と下限を設定します。

heyue4.png

 

2. グリッド数設定

グリッド数でグリッド密度を決定します。

総投資額が一定であれば、グリッド密度が高いほど、市場の小さな変動を捉えることができ、同時にグリッドあたりの平均資金が小さくなります。

最適なグリッド数の設定は、1グリッドあたりの資金とグリッド密度の両方を考慮する必要があります。

heyue5.png

通常の場合、投資家はボラティリティを測定するATR(Average True Range)を参照することができます。グリッドを15分ごとに取引したい場合は、15分足のローソク足パターンを参考にしてATRを決定してください。

グリッド数=(上限値 - 下限値) / 15分足ローソク足パターンのATR(20)

heyue6.png

 

3. その他:バックテスト&損切り

1) バックテスト機能を賢く活用し、設定したパラメーターのパフォーマンスを確認しましょう。ただし、過去のデータはあくまで参考としてください。

2) 損切りを設定することで、グリッドに安全ベルトを追加します。