「男性の手術」だと思っていませんか | DANA Plastic Surgery

 

自毛植毛という言葉から連想されるイメージは、たいてい男性です。おでこの生え際が下がっていく、頭頂部が薄くなっていく——そういう場面を思い浮かべる方が多いと思います。この連想自体は不自然ではありません。ただ、実際に診察室で会う患者さんの顔ぶれを見ていると、その連想だけでは足りないと感じます。

 

女性の患者さんも、決して少なくありません。分娩後の変化、加齢に伴う分け目の変化、生え際の後退など、女性特有の背景から相談にいらっしゃる方が一定数います。厳密な%や「5対5」といった断定はできませんが、体感としては、男性だけが圧倒的多数という状態ではなく、同じくらいの水準に近づいてきていると感じています。

 

この記事で扱ったのは、ヘアラインをどうデザインするかという話ではなく、そもそも誰がこの手術を受けているのかという分布そのものです。デザインの話は、性別によって考慮点が変わる別のテーマになりますので、ここでは踏み込みません。

 

今回言えるのは、通念よりも幅広い方がこの選択をしているらしい、という観察までです。正確な統計値については当院の体感に基づくものであり、地域や年代によっても幅があることをあらかじめお断りしておきます。

 

ひと目で比較

患者像 想起されやすさ 主な背景 通念との差
男性・生え際/頭頂部の変化 想起されやすい 加齢・男性型の変化など 通念と一致
女性・分け目/生え際の変化 想起されにくい 分娩後の変化・加齢など 実際には一定数存在

よくある質問

Q. 女性でも自毛植毛は受けられますか。

A. はい。分け目や生え際の変化など、女性特有の背景から相談にいらっしゃる方は一定数います。

 

Q. 男女で手術方法は変わりますか。

A. 基本的な原理は共通ですが、デザインや適応の考え方には違いが出る場合があり、個別の診察で確認します。