こんにちは!備後屋です。

 

今月もすでに中旬が過ぎ、そろそろ待ちに待った春休みですね。

ご家族で乗り物に乗って、楽しいお出掛けを予定されている方も多いのではないでしょうか?

 

乗り物といえばちょうど3年前のこの時期、北陸新幹線が開通しましたね。長野~金沢間を走るこのルートは、当時も今も変わらぬ人気を誇っています。

 

さて、そんな北陸地方のなかでも、富山県は広い家を持つご家庭が多いことでよく知られています。

平成25年の総務省データによると、日本で一番持ち家率が高いのは、富山県の79.4%だそうです(ちなみに、2位は秋田78.1%、3位は山形76.7%)。さらに、1住宅あたりの居住室数で見ると、富山県が6.42室と最も多く、次に福井県6.10室、山形県5.98 室ということがわかりました。

 

住宅の居住室の畳数については、1位はやはり富山県の47.87畳、2位は秋田県45.75畳、3位は福井県44.35畳だということです。

1住宅当たりの延べ面積を見ても、1位は富山県で、なんと152.18㎡!2位の福井県146.16㎡や3位の山形県と比べても、群を抜いて広い面積を持つことがわかります。全国で最も狭い、東京の64.48㎡と比べると、その恵まれた住環境が際立ちますね。

 

富山県の畳屋さんと話していても、このデータが現実であることを肌で実感します。

現地の畳屋さんいわく、富山県では、1軒あたりに納品する、の枚数がとても多いんだそうです。和室の保有数についてのデータこそありませんが、1軒あたりの総面積数152.18㎡を誇る当地では、充分ありうることでしょう。

 

 

もともと、「家を持って初めて一人前」という考えが根強い富山県。

現地を歩くと、都市部ではお目にかかれないような豪邸ぞろいであることも、某テレビ局で特集していました。

 

現在日本では、生産量・販売量が減少し続けている畳ですが、地域によっては、まだまだ強い需要が残っているのですね。

日本の古き良き伝統である畳が、今後も大切に守られていくことを願ってやみません。