ジムニー1300を手に入れた私は、人にも勧めたくなった。偶然にもちょうどその頃、中のいい女友達に「車が欲しいんだけど何がいいのかな?」と聞かれた。




そんなこと俺に聞いたらもちろんジムニーと答えるのが判っているのに。「ジムニー1300がいいと思うよ。扱いやすいし快適な車だよ」


いや、今の自分なら、女の子ならもっといい車もあると思う。あの頃の自分にはジムニーしか見えていなかった。




ベンツだろうと、BMWだろうと、セドリックだろうと、クラウンだろうと最高なのはジムニーしかないと、勝手に思い込んでいた。




まー今も似たところがあるが。


現在ならジムニーもアルトと同じ感覚で乗れる。




だがあの頃のジムニーはちょっときつかったかも知れない。パワステもエアコンも無かったし。エアコンはオプションにはあったが。




事実ジムニーは、平成4年頃パワーステアリングが標準装備になり売れた。またオートマチックの設定が出てから爆発的に女性に受け入れられる車になった。




今の自分なら1300は腕が筋肉痛になると思えるほどの車なのに彼女に勧めてしまった。


当時まだパワステは普及していなかったし。俺のスプリンターも普通に運転していたし。ジムニー1300も試乗して気に入ったみたいだったし。まー大丈夫だろうと思った。




早速中古車を探し始めた。するとちょうど手頃な1300を発見。彼女に現車確認をしてもらい、行き付けの車屋さんに頼んで取ってもらうことにした。彼女がジムニーを買うことになり喜んだのは自分と近所の車屋さんだった。




なっぜって?女性のオーナーさんだから車屋さんは喜んだんです。車が売れたからではありません。私はジムニー仲間が増えたから喜んだんですよ。もちろん。