シリーズ「映画人を戦慄せしめよ」の第一章・第二回です。
第一章では、1979～80年に戦後キネマ旬報社が刊行した著書『日本映画俳優全集』等の日本映画関連書籍に於いて、長らく消息不明または没年不詳（記述が曖昧なものを含む）とされていた戦前日本の映画俳優に就いて、種々纏めていきたいと思います。
是等は全て独自の調査研究をもとに作成しています。なお、現在も目下調査研究中の為、飽くまで中間報告に過ぎません。新しい情報を入手次第、追補として随時更新していきます。
今回は「イ」から始まる戦前日本の映画俳優（男優）を纏めたいと思います。
- 伊井蓉峰
- 1932年8月15日没（同書）
- 飯塚小三郎（飯塚良郎）
1979年10月23日以降- 1985年4月22日没（クラシック映画ニュース）
- 伊澤一郎
- 1995年5月14日没（キネマ旬報ほか）
- 伊志井寬
- 1972年4月29日没（同書）
- 石井貫治
1979年10月23日以降- 1992年7月16日没（日本映画人改名・別称事典）
- 石川秀道
- 戦後以降（調査中）
- 石川 冷
- 1979年10月23日以降（調査中）
- 石黑達也
- 1965年12月18日没（同書）
- 石島房太郎
- 1981年12月1日没（讀賣新聞ほか）
- 石原須磨男
- 1979年10月23日以降（調査中）
- 石山龍嗣
没年不詳- 1973年没（調査中）
- 磯川元春
- 1979年10月23日以前（調査中）
- 京都府京都市上京区にある法輪寺（だるま寺）に霊牌がある（貴寧磨殿）
- 磯野秋雄
- 1986年1月21日没（演劇界ほか）
- 井染四郎
没年不詳（戦争末期没）- 1943年6月23日没（映画旬報ほか）
- 伊丹慶治
没年不詳- 1986年4月没（日本映画人改名・別称事典）
- 市川朝太郎
- 1949年2月16日没（同書）
- 市川姉藏
1921年4月没- 1921年4月23日没（岸松雄『日本映画人伝』ほか）
- 市川荒太郎（二代目）
没年不詳- 1925年12月5日没（大阪毎日新聞ほか）
- 市川市丸
- 没年不詳（調査中）
- 市川海老三郎
- 戦後以降（調査中）
- 市川海老十郎
没年不詳- 1963年3月20日以前（調査中）
- 終戦後は青森県青森市の浅虫温泉で旅館を経営していたとの事（新文明ほか）
- 市川莚十郎
没年不詳- 1943年3月2日没（讀賣新聞ほか）
- 市川男女之助
- 1992年5月6日没（演劇界ほか）
- 市川花紅
- 没年不詳（調査中）
- 市川好之助
1925年5月没- 1925年5月26日没（讀賣新聞ほか）
- 市川小太夫（二代目）
- 1976年1月10日没（同書）
- 市川小文治
1976年没（1976年1月9日没）- 1955年4月17日没（讀賣新聞ほか）
- 市川壽三郎
- 1978年10月23日以前（調査中）
- 終戦直後にメチルアルコール中毒のため急逝（映画論叢ほか）
- 市川正二郎
1978年10月23日以降- 2003年没（映画論叢ほか）
- 市川壽美之丞（二代目）
1979年10月23日以前（調査中）- 1925年12月23日以前（岡村紫峰『尾上松之助』）
- 市川龍男
没年不詳- 1963年12月1日以降（調査中）
- 終戦後はえくらん社所属（キネマ旬報ほか）
- 市川玉太郎
- 没年不詳（調査中）
- 市川傳之助
- 没年不詳（調査中）
- 市川幡谷（二代目）
没年不詳- 1936年10月13日以降（調査中）
- 引退後はマキノ映画（マキノ・トーキーか）のスタッフに転向したとの事（伊臣眞『観劇五十年』）
- 市川百之助（高木 淸）
没年不詳- 1962年5月10日以降（調査中）
- 終戦後はかたばみ座を経て劇団東芸所属（タレント名鑑）
- 市川松之助
没年不詳- 1945年8月15日以前（調査中）
- 第二次世界大戦で戦死（映画論叢）
- 市川米十郎（四代目）
- 没年不詳（調査中）
- 一木禮二（島村禮至）
1952年没- 1952年12月29日没（映画年鑑ほか）
- 伊東 薰
没年不詳- 1943年没（映画旬報ほか）
- 伊東光一
- 戦後以降（調査中）
- 稲垣 浩
- 1980年5月21日没（キネマ旬報ほか）
- 井上 清
- 没年不詳（調査中）
- 伊庭駿三郎
- 戦後以降（調査中）
- 今成平九郎（松本平九郎）
- 戦後以降（調査中）
- 今村源兵
- 1978年6月28日没（同書）
- 岩井竹綠
没年不詳- 1931年7月16日没（キネマ旬報）
- 岩城秀哉
- 没年不詳（調査中）
- 岩田祐吉
- 1980年1月18日没（キネマ旬報ほか）
次回は「ウ」から始まる映画俳優（男優）です。
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