日本は「知らす」国=國體(こくたい)
大和言葉の「しらす」とはどういう意味ですか?
古事記と日本書紀にも記載されている「知らす」
知るの丁寧語 お知りになる お知りになりなさい
・知ることが日本の本質
・国民に強い関心を持ち、知ることに尽力する
・知ると祈りたくなる、それが人情
・知ることにより、幸せを祈ることへ自然と繋がる
・天皇が国民を知り、国の安泰と国民の幸せを祈り、国民は天皇を慕い、皆で力を合わせて国を支えてきた 自然と国民と国が統合される
日本が天皇が知らす国=國體(こくたい)
天皇の国史 竹田恒泰
井上の説明によれば、「うしはく」は西洋で「支配する」という意味で使われている言葉と同じですが、
「しらす」は「知る」を語源としている言葉であり、
天皇がまず国民の喜びや悲しみ、願い、あるいは神々の心を知り、
それをそのまま鏡に映すようにわが心に写し取って、それと自己を同一化させ、
自らを無にして治めようとされる意味であるという。