出産までの親父の一番長い日。
「産まれたら、なかなか出掛けられないから」
という理由で、
外食したり、
ディズニーランド行ったり、
そんな生活が遠~い昔のようです。
ちゃんと将来忘れないようにと、
今となっては、
無事に?
(まだデコが広くて不細工だけど)
元気に産まれて来てくれたから、
振り替えられることがあると思うんです。
この落ち着け落ち着けと思いながらのテンパっていた僅かな時間を記録しておきたいと思います。
長文御免!!
迷惑甚だ!!
27歳の男が0歳のパパになるまでの長い話のはじまりはじまり~。
出産予定日の6月26日。天気は普通。てか忘れた。
ありきたりだけど
「なんかあったらすぐ連絡してよ。一番最初に病院までの車の手配して、
どうせなにも出来ないからオレに連絡するのは車乗ってから一番最後でいいから」と言い残し、
いつも通り出勤。。。
でも、気が流行っちゃうので、17時くらいに電話。
「どう?」
「たぶん今日は来ないかも。」
「そうなんか。まあまた終わったら連絡するよ」
と、生理が来るのかどうかみたいな会話してた。
「なんかあったらおれ、直ぐ帰るわ!覚悟しといて!」
とふざけてお店の人に言っていたよ。
神様は、そんな軽率なオレを絶対見ていたんだろうな。
いつきてもおかしくないと、ここ二日間ほど禁酒もして(二日だけだけど。。)、
ずっと持っていた緊張が解けた瞬間に、
20時44分
破水と連絡
なに~!!!!
だよ、ホントに。
「ヤバイ!産まれる!!」
と、店に残して着替えに。
といっても、急いだところで電車あるかわからないし、
正直そんなにかわらないし。
と心を落ち着かせて、
歩く。
21時過ぎ
姉から連絡
「今、迎えに行ってるから。」
「ありがとうございます。自分もいま着替えて、これから向かいます。とりあえず病院集合で!」
な、やりとりありーの、
21時26分発の急行に乗る。
ケータイで最も早く着くルートをさまざまな角度で検証。
どのルートもあまり変わらないっ!
結果、副都心線を選択!!
21時56分発のまた急行で
成増まで。
地下鉄で電波がはいらず、たまたま一緒になっなノースフェイスの店長と子育てとか何かいろいろ話しながら。この店長、マジいい人だなあ。
22時25分成増到着。
すでに、両家両親が病院に到着とのことだったので、
母に電話。
「まだ生まれない。」
とのこと。
で、みんなで病室の隣の新生児室の他人の赤ちゃんみてるって。
呑気すぎるだろ。
22時30分タクシーで病院へ。
電話の内容を聞いていた運転手さんが、
「実は、私も先月、孫がこの病院で生まれましてね~。。」
「いやはや、奇遇ですなあ。では。」
病院到着。
普段と違う入口。
深夜の病院。
手術室の前にいる人、事故かな?とか考える。
産婦人科は3階。
赤ちゃんの泣き声。
陣痛室(産まれる直前の人がいるところ)は、奥さんと他にもう一人。
赤ちゃんの心臓の音を聞く機械の音が
ドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドク
ってやけにでかい音で鳴り響く、異常な雰囲気。
しかも、となりの分娩室で、出産中!!
けど、まあオレもみんなと同じ様にもてあそぶ。
そんで、新生児室をみる。
赤ちゃん小さいなあ。。
23時10分
分娩室の人の赤ちゃん生まれる。おめでとう!
本当に「オギャアオギャア」って言っていうんだあ。
うちの、奥さんはというと、
破水したものの、まだまだ出産まで時間かかりそう。。
隣のベッドにいた人は陣痛が落ち着いたとのことで、
まさかの帰宅。。
病院のベッドって余裕がないらしい。。
しかし、うちの奥さんはすでに破水してるため、帰宅はできないとのことです。
かといって、
深夜の病院に一人で、
ドクドクドクドク聞きながらってのもかわいそうだけど、
オレも土日フルで働いて眠いから帰りたいけど、
帰るって言ったら怒られるし、、、
なんて、やりとりしてたら
23時35分
ご飯を買い出しに言ってた、奥さんの両親がファミマの紅鮭と和風シーチキンという
黄金コンビのおにぎりを買ってきてくれた。
おれ、いつもコンビニでご飯買うときは、このコンビなんです。
まあ、いいや。
そんなとき、
先生から救いの声が
「今、もう安定してるので、ご家族の方は、ご帰宅いただいてよろしいですか?」
「旦那も帰った方がいいですか?」
「旦那さんは奥さんと相談して。。。」
う~ん。
23時40分
お腹につけていた赤ちゃんの心臓の音聞く機械外れる。
病室が静かになり、雰囲気も落ち着いてきたところで、
24時50分
とりあえずオレも帰宅することにする。帰宅といってもここから近い朝霞の実家に。
おにぎり2つでは足りず、
25時20分
念願の久しぶり風風ラーメン。
まあそんなに旨いわけではないが、ずっと食べたかったんですが、量が多くてキツいな。
26時就寝。
といってもなかなか寝つけず。
なんて肝っ玉の小さな男だ。オレは。
なんて、思ってうとうとし始めた,
2時40分
電話。
ジンツー!!
何も状況わからないわな。
「でもまだ大丈夫。」
どの辺が大丈夫かよくわからないが。。。
4時50分
電話。
ジンツー激しくなる!!
「でもまだ大丈夫。」
やっぱりよくわからないし、電車動き始めたから、
「まあでも一回家から荷物とって直ぐ行くわ」
と、いうことで、
5時26分
電車に乗ってふじみ野へ。
シャワーして、荷物まとめて、着替えて、
6時24分メール
「もうすぐ生まれるって 陣痛やばい」
なに~!!!!
よりによって、この一番遠いところに居るときに!!
服着てないし!!
「もうすぐ生まれるって」
ってことは
誰かに言われたってことで、
誰かって、
看護婦?助産婦?プロの人!!
急がなければ!!
駅につき、電話をかけるも、つながらず。
ヤバイな。
これは着いた時には産まれてるってパターンか。
立ち合わなければ、一生言われるぞ。
それは何よりも恐怖。
6時40分
ふじみ野発の電車。
6時56分
和光市を発車したときに、電話がくる。
「はやぐ~、産まれるから~、ハアハア」
ヤバイ。。。
6時58分に再び電話がかかってくるけど、電車ででられず。
7時
成増到着。
電話かけると、
「どこ~なにやってんの~」
ヤバイな、もう顔とかでてんじゃないか!って勢いだ。
駅からタクシー!!
しかし、タクシートロい!!
「何やってんすか。急いで下さい。」
何やってるも、そりゃタクシーにしてみれば、普通に安全運転です。
7時5分
病院到着。
受付とか看護婦さんとか誰もおらず、とりあえず分娩室に向かう。
分娩室のドアが空いてたので、
ここかな?
って感じで入って行ったけど、人違いというか部屋違いだったら大変だったなあ。
まあ、とりあえず間に合ったが、
マスクしたり、ラブホにおいてある服みたいの着たり、帽子とか、ましてや消毒とか一切なく、そのまま立ち合う。
ついてそうそう、
7時10分
全開!!
(生まれる数日前から、赤ちゃんが出てくるサインで、子宮が少しずつ開いてきてるのです。)
てか、陣痛すげえ。
痛そうというか、そんなの想像出来ない!!
そんな緊張感ある空気も全開。
おれはなるべく
普通に~、普通に~、
って振る舞う。
「もうすぐだぞ~」
ってお腹さすったら
「お腹触んなっ!!」
と。。。
「ごめんごめん」
助産婦さん苦笑い。
完全に夫婦の立場を悟られたな。
それからは、基本
黙る。
いきむときに手を握って、落ち着いたら手から力を抜いてあげて
を、繰り返す。
陣痛も
が~~~ってきて、
引いて~、
また
が~~~ってきて、
引いて~、
を何度も繰り返す。
あの、「スッスッハー」なんて余裕無いから。
気づいたら、オレまで超力んでるし。
「いきむときは目をあけて」
とか、
「いきむときは二回がんばって」
とか、
「腰はあげないで」
とか
「脚はしっかり開いて」
とか
助産婦さんからのリクエストが多い!!
こんな状況で、そんな一気に言われてもわかんねえよなあ。
と心のなかで思うが、
黙ってる。
7時30分
いきみ凄くなるも、なかなか出てこず、助産婦さんが上からお腹を押すとのこと。
この押し方が、
半端ねぇったら半端ねぇ!!
指じゃなく、手のひらじゃなく、
グ~。
グーチョキパーの
グー。
両手のグーでみぞおちあたりを力の限り押す、押す、押す。
奥さんが、踏ん張りながらも、遠い目に。。
「おいっ、放棄するな!もうすぐだぞ~!」
そして、
「もう顔でてるから、あと少し頑張って」
と、助産婦さんから。
この当りで大丈夫楽そうになってきて、
ついに、
7時52分
誕生。
産まれて直ぐではなく、
数秒間のインターバルがあって、
産声が。。。
ぐちゃぐちゃでしわくちゃのままの姿がまた感動的で、
安堵と、
その場の空気が緩んでいくのと、
色々合わさり、
つい涙が。。。![]()
けど、本当に不細工で、
やっちまったなあ~。
って心のなかで少し後悔。
少しきれいにしてから、タオルにくるまれて、初の抱っこ。
まあすでに練習してきてたので、余裕。。
助産婦さんも親切に教えてくれたし。
それにしても小さい。。
けど、こんなんがお腹のなかに入ってたと思うと、やっぱすごいねえ。
そりゃあお腹動くわ。
狭すぎでしょ。
奥さんの両親が到着し、暫く病院で赤ちゃんと過ごし、
11時頃、面会時間外ということで、退室。
一緒に昼御飯を食べたあと、
お世話になった志木のつるやへ。
そのまま、役所にいき、
15時
無事に公式に、
陽(ハル)
が誕生しました。
ふ~、長かった。
今日は、今里帰り中の、
奥さんと陽に会ってきます!!
では。
という声で、
お腹のなかで育ち、産まれてきた感動と、




