シングルファーザー びんちょうまぐろの日記別館(音楽館)

シングルファーザー びんちょうまぐろの日記別館(音楽館)

10歳と8歳の女の子を持つシングルファーザー。
看護師さんだった奥さんは2012年5月14日にお星さまになってしまいました。
こちらでは音楽中心の記事を書いていきます。

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子供を育てること。
それを一言で表せば、この曲になると思う。

ほんの1フレーズ

「子供らを被害者に、加害者にもせずに」

これにすべてが集約されている。



このベースがもう、格好いい。

この動画をきっかけに、もっと凄いベーシストが生まれてくれれば嬉しい限り。

違う方向に目覚めた人に関しては…

責任は取れません、あしからず。



この曲を聴いてて、ふと思う。

「幸せになる」というフレーズ。

これ、実は男が使わない(そもそも思いつかない)言葉だったりする。

もちろん、使うことも無いわけではないんだけど。
それは、対女性の時のみだったりする。

男には「幸せになる」という概念自体がなかったりする。

あるのは「自分の思ったように生きる」
それが「幸せになる」というのと同義語だったりするのだ。

結果は関係ない。
思うようにやった結果、生活が破綻したり、ひどい最期を迎えるかもしれない。

でも、「思うようにやれないこと」の方が本当に不幸だったりする。

たった一度きりの、さして長くない人生で思うようにできない。
その方が恐ろしくてしょうがないこと。


そう考えると、男と女っていうのは本当別の生き物なんだなーって。

にそんな当たり前のことを考える夏の終わり。


苦難を越えない人間に成長はないと思う。

でも、そうして得た成長は優しさへと昇華されると僕は信じる。



われながら、なんだか不思議な恋愛遍歴を重ねてきた気がする。

自分はやっぱり1人で居るべき性質の人間。

変に人と同じような人生を歩もうとすべきではなかったのかな?
なんて今でもたまに思ってしまう。



この曲はその中の1つを強烈に思い出させる曲。

自分が相手を想う強さと、相手が自分を想う強さ。
どうもそのお互いの強さのタイミングが悪い。

根底に流れているのは一緒なだけに、なんだか歯がゆい思いをした。
そんな思い出。


そして


「あなたを忘れてしまう程の 恋が胸を焦がす日まで
   この道は誰とも歩けない あの日のように 」



これを今でも律儀に守っている自分もまたいたりする。




やっぱりすごい人。
どこをどうしたら、こんな歌詞が書けるのか。

最近よくあるような「あなたに会えなくて苦しいよ」。
的な、タッチパネル注文並のわかりやすい曲とはやはり一線を画している。


そんな歌詞を見ていて、ふと思ったこと。

「分かり合えてるかどうかの答えは多少どこにも無い。それなら身体を寄せ合うだけでも」

この部分が、実は今の自分が求めるものなんじゃないかな?って。


今の自分に開いた穴。
求めているのはこの穴を埋めるもの。


それはやっぱり、人の肌やぬくもりなんだと思う。
でも、それはエロではないちょっと違うもの。

といっても、それはたぶん世間では通らないんだろうなと思う。

解ってもらえないんだから、しょうがない。
だから、そこはもう無しでいいのだ。









奥さんを亡くして、しばらくの間聞くことが出来なかった曲。

でも本質というものは実は少し違うのかもしれない。
そう思い直して、やっと聴くことができるようになった記憶。

生命は連続していくもの。
それが生きているものの営み。

結局はそこに落ち着く。

ちゃんとバトンタッチするまでは、しんどいけどそれがお仕事。


僕自身久しぶりに見た気がする。

昔これを見たときは。
「僕もこの主人公のように、普通に仕事をして子どもと遊んで…死ぬんだろうな」なんて事を考えていた。


改めて思うのは、やはり同じ事。


やっぱり相方を残して旅立つのは、無念ではあるけど残される側よりも気はラクなのだ。
そういう意味ではやっぱり奥さんを残される側にしないで良かったのかな、なんて考えてしまう。

人それぞれ、想いは様々なんだろうけど。

あえて今、これを見ていろんな事に想いを馳せてほしいななんて。
おこがましくも思ってたりする。


僕の好きな女性のアーティスト。

この人といい、鬼束ちひろといい。
才能っていうのは危ないバランスの上に成り立ってるのかなあ、なんて思ってしまう。


僕自身、女の情念みたいなものを惜しみなく出してくる女の人が好き。
それは愛情でも嫉妬でも。

よくそういうのは醜いという人がいるけど、なんでか僕には解らない。
それだけ人を愛するということに不自然さを感じるほうが不思議に思えてしまう。


各々形は違えど、この人達からはそういうのが垣間見えるから僕は好きなんだろうな、と思う。



この曲の圧巻は「あなたのお姫様は~」のくだり。

女性が男を引き止めるために吐くこの台詞。
これはやはり男には、発想として思いもつかないもの。


こういうのに痺れてしまう僕はたぶん変態で間違いないと思います(`・ω・´)ゞ












夏の終わりを感じさせる1日。

貰いものの花火を消化しないまま、なんだか今年も終わりそう。