皆さんすでにご存知のとおり、2020年オリンピック開催地候補は
スペインのマドリード、トルコのイスタンブールそして我が日本の東京です。
 
個人的に東京での開催は望んでいません。
 
震災から復興した日本を世界に知らしめ、感謝の気持ちを示すのであれば
まず開催地は東北にするべきでしょう。
そうすればオリンピック開催地の整備と共に、被災地復興のスピードアップにつながると思います。
 
まして東京には直下型地震の可能性も否定できません。
 
もしも開催地に決定すると、これから20以上もの施設を建設することになります。
たしかに公共工事は雇用を産み出し、景気回復にもつながるのですが
もし地震が発生した場合、被害は今の現状よりもさらに大規模なものになるでしょう。
 
そして危惧されるのが、それらの施設のオリンピック後の維持運営です。
 
多くのハコモノと呼ばれる施設には、莫大な建設コストと維持運営コストがかかるため
経営見通しが甘いと相当の財政負担になるリスクがあります。
 
例えば、まだ記憶に新しい4年前の北京オリンピックの会場は
現在、廃墟化しつつあるという事実です。
 
その当時、オリンピック閉幕後は公園や公共施設として利用する方向性でしたが
現在は使用料が高額なためほとんど利用されていません。
また、建設費用の約380億円は、支払い終えるまであと30年はかかるというのに
年間維持費は約8億7000万円もかかるのです。
 
オリンピックは夢と希望だけでは成り立ちません。
もしも開催地に選ばれたときは、せめて「負の遺産」を子孫に残すことにならぬよう切に希望します。