予定消費価格を使って計算することで、原価管理が出来ることが分かりましたニコニコ


ちなみに、予定消費価格は何円でも良い訳ではありません。


受入単価が@200円前後の材料なのに、予定消費価格を@500円としても意味がないですよねシラー


原価管理に役立つように定めないといけませんケーキ


それでは、総まとめです。



例題ナイフとフォーク
前月繰越
素材20㎏@200円
補修材料10㎏@500円

当月仕入高
素材230㎏@210円
補修材料40㎏@490円

当月消費高
製造指図書No.8に素材を200㎏出庫。
間接材料として素材を20㎏出庫。

実地棚卸数量
素材20㎏
補修材料5㎏


素材は継続記録法を適用し、消費価格は予定消費価格@205円で計算している。
実際の消費価格は、総平均法により計算している。

補修材料は棚卸計算法により、先入先出法で計算している。

上記の資料に基づいて、材料勘定を作成せよ。



解説ケーキ
素材勘定と補修材料勘定について、それぞれT勘定を作って合算しましょう。


素材勘定本
借方
前月繰越 4,000
買掛金 48,300

貸方
仕掛品 41,000
製造間接費 4,100
材料消費価格差異 924
製造間接費 2,092
次月繰越 4,184



当月消費高の仕訳は、もう大丈夫ですよねニコニコ


素材勘定のポイントは、予定消費価格を利用しているので、原価差異が発生すること。
そして、棚卸減耗が発生していないかチェックすることですケーキ


まず総平均法なので、平均単価は『52,300円/250㎏=@209.2円』です。


だから、材料費の実際発生額は『220㎏×209.2円=46,024円』になります。


それに対して、予定価格で計算した当月消費高(材料費)は45,100円です。


実際発生額の方が924円大きいので、不利差異になります。


仕訳メモ
(借)材料消費価格差異 924/(貸)材料 924


素材勘定には相手勘定が記載されるので、勘違いしないように要注意ですね本



ところで、実際消費量に注目してみると、10㎏の棚卸減耗が発生していることが分かります。


棚卸減耗損は製造間接費として、仕訳でしたよねニコニコ


仕訳本
(借)製造間接費 2,092/(貸)材料 2,092


これで素材勘定の分析が終わりました本


次回は補修材料勘定を分析しましょうドンッ