継続記録法を採用すると、棚卸減耗を把握できます。
今回はその会計処理を見ていきましょう音符


販売するために保有する商品(製品)の棚卸減耗と、製造のために保有する材料の棚卸減耗の会計処理は違います本


材料が帳簿上の数量より少ないということは、材料を何かに消費したということですよね。


例えば、芳香剤を思い浮かべてくださいブーケ1


開栓すると部屋に香りが広がり、中の液体が少しずつ蒸発して減少しますよね。


芳香剤を保管するためには、キャップを締めないといけないのですDASH!


それでは、その芳香剤を製造する仕事を考えます目


材料を倉庫から出庫すれば、直接材料費になりますよね。


それでは、
キャップを締め忘れて倉庫の中で蒸発して減少した場合、つまり棚卸減耗が生じた場合、どの製品に対してどのように消費したか分かりますか?


分かりませんよねあせる


そもそも材料費とは、製品の製造のために要した物品の消費高です。


保管中に棚卸減耗が発生した場合は、材料を出庫していないので、材料費として処理することが出来ませんNG


材料費でもなく労務費でもないものは、すべて経費です。


つまり棚卸減耗は、間接経費として処理されることになります本


ちょっと意外ですねにひひ


その棚卸減耗損の計算式は、こんな感じです。


『棚卸減耗損=帳簿棚卸高-実地棚卸高』



例題ナイフとフォーク
帳簿棚卸数量20㎏
実地棚卸数量15㎏
購入単価@210円

この棚卸減耗は原価性が認められる。



(借)製造間接費 1,050/(貸)材料 1,050


計算式携帯
4,200円-3,150円=1,050円

又は
5㎏×@210円=1,050円



これで材料元帳の残高が、帳簿棚卸高から実地棚卸高に修正されましたニコニコ



ところで、、
間接経費だと言うなら、『経費/材料』という仕訳じゃないと駄目なんじゃないの?目


それは経費編で改めて解説します。(・o・)ノ



原価性がある棚卸減耗は、『製造間接費/材料』で仕訳します本



ちなみに異常な原因により発生して、原価性が認められない場合はどうなるでしょうかDASH!



〈原価性が認められない場合〉

仕訳メモ
(借)棚卸減耗損 1,050/(貸)材料 1,050


この場合は、損益計算書の営業外費用に表示されます。



商業簿記編の棚卸減耗とセットで、会計処理を確認しておきたいですニコニコ