
□作品オフィシャルサイト 「市子」
□監督 戸田彬弘
□脚本 上村奈帆、戸田彬弘
□原作 戸田彬弘
□キャスト 杉咲 花、若葉竜也、森永悠希、倉 悠貴、宇野祥平
■鑑賞日 12月11日(月)
■劇 場 TOHOシネマズ川崎
■cyazの満足度 ★★★(5★満点、☆は0.5)
<感想>
原作は「川辺市子のために」で舞台作品。
花ちゃんが好きで観に行ったのですが、映画全体としては正直残念な作品。
ただ、向き不向きはあるものの、この主人公の壮絶な過去を隠して、
戸籍のない不幸な女性を演じきった花ちゃんの女優としての力量は増したと思う。
ただ、不遇な社会の中でこんな経験をしている人がどのくらいいるのか。
冒頭から、過去に何か秘密があるなぁということは分かったけど、
市子と同棲していた長谷川という男が、市子にプロポーズをした直後から、
突然疾走してしまう。市子を探して長谷川は少しばかりの手掛かりを追いつつ、
その道程で市子の過去と真実を知ってしまうことになる。
戸籍がない女性が一人で生きていくためには、あらゆるものを犠牲にして、
素性が分からないようにひっそり生活していくしかない。
「普通」って何が普通なのか問うているのか・・・。「普通」に何ら定義付けは出来ない。
そのことを軸にしてこの映画を描いているのなら、
もっとストレートな表現で良かったのではないだろうか・・・。
こねくり回して何か生まれるものではないだろう。
花ちゃんはこの脚本に何か感じるものがあったのだろうか?
ロケハンに同行して役作りをするくらい、没頭できる役柄だったのだろうか?
これ、そもそも舞台作品だと言うが、舞台の上でこの内容は表現しきれたのだろうか。
ところで小西君、舞台観たの?