「ローカル線で行こう!」/真保裕一 | 一日一歩、三日で散歩~♪

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21年間、gooブログでお世話になり、今般アメブロに引越して来ました。
まだ慣れないことも多いですが、どうぞよろしくお願い致します。

「ローカル線で行こう!」/真保裕一(講談社)

  

すっかり赤字路線で廃線の危機さえ迫っているもりはら鉄道(通称「もり鉄」)。
県庁から出向して来た鵜沢哲夫は副社長に任命される。
そのとき同時社長に抜擢されたのは、
東北新幹線でカリスマ・アテンダントと
呼ばれていた31歳の篠宮亜佐美だった。 彼女は
アテンダント時代に
1日50万円(平均20万円/日)という驚異的な売上を上げていた。

二人を中心として、もり鉄の再生に向けて半年を期限に様々な改革で立直しを
図っていく話。 
ある意味、サクセス・ストーリーのビジネス書入門編的な
セオリーも持ち合わせている。

それまでのらりくらりの赤字が出て当たり前のもり鉄が、
亜佐美と哲夫というカンフル剤を
注入されたことにより、
目に見えて周りの関係者の意識レベルが上がってくる。

まずは、沿線のお客さんあってもり鉄。 さっそく取り組んだことは、
運転士にニックネームを
つけることにはじまり、亜佐美自身も
客寄せパンダよろしくイベント列車を運行。 また社内で

企画コンテストを開き、トイレの改修にも乗り出す。
ムチャ振りも多い亜佐美だが、役人体質の哲夫とぶつかり合いながら、
逆にお互いのないところを
カバーし合って、もり鉄再生に邁進。
もり鉄と共に沿線の町も活気づいていくのだが、
途中で妨害が入る。
線路に毛布や傘が置かれ、列車の電源コードが切られ、無人駅に火が

つけられ、さらに意図的に崖崩れを起こされ線路が土砂で埋まってしまう。

まあ読み出したら止まらない(笑)
テンポが良く、わかり易い設定で且つアイデア満載。

一口で言ったらまるで絵に描いたような物語。
真保作品は未読だが、最近映画化された『県庁おもてなし課」のような感じ。

僕のイメージでは亜佐美は米倉涼子かな(笑)
初めて読んだ真保作品ですが、映画化された作品は、
古くは『ホワイトアウト』、
近いところでは、
アマルフィ 女神の報酬』、『アンダルシア 女神の報復』を観たかな。
読み易く、且つ起承転結がはっきりしているので、
どんどんストーリーにのめり込んでいくような本でした