『脳男』 | 一日一歩、三日で散歩~♪

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まだ慣れないことも多いですが、どうぞよろしくお願い致します。

 

□作品オフィシャルサイト 「脳男
□監督 瀧本智行
□原作 首藤瓜於
□脚本 真辺克彦、成島出
□キャスト 生田斗真、松雪泰子、江口洋介、二階堂ふみ、太田莉菜

■鑑賞日 2月10日(日)
■劇場 チネチッタ
■cyazの満足度 ★★★☆(5★満点、☆は0.5)

<感想>

  “脳男”とは並外れた知能と肉体を持ちながら、人間的な感情を持たない、
  美しき殺人者のこと。 子供の頃から祖父に叩き込まれた殺人。
  その脳男こと鈴木一郎を名乗る男に生田斗真。 鈴木一郎ってイチロー(鈴木一朗)の本名じゃん(笑)
 
 ま、冗談はさておき、この脳男の役造りの為に生田斗真は時間をかけて肉体改造を行い、
 また演技の合間でも常に筋肉に緊張感を持たせていたという。 さらに瀧本監督から
 「瞬きしない演技」を要求されたそうで、その緊張感と内なる狂気が画面に映し出される。
 たしかにスクリーンに映し出される彼は、どのシーンでも本当に瞬きをしていなかったから凄い。

 相対する刑事役には、誰よりも強い正義感を持つ茶屋刑事を江口洋介が演じる。
 江口ちゃんの硬派も最近にしては珍しい気もするのだが・・・。
 そして自身が子供の頃からの深いトラウマを抱えながら、脳男の謎に挑む精神科医・
 鷲谷真梨子を松雪泰子が演じる。 決して演技が上手いわけではないのだけれど、
 どんな役にも彼女はハマる女優なのが不思議だ。 また『ヒミズ』コンビの二階堂ふみと染谷将太も
 効果的に起用されている。 特にこの映画では女爆弾犯を演じる二階堂ふみの演技に最初っから圧倒される。
 彼女のモチベーションてかなり高いのかなぁと、そしてこれからの彼女の演技に期待感が高まる。

 更に爆破シーンも大迫力。 予告編を観てある程度想像できていたが、冒頭のバス爆破シーンや
 その他の爆破シーンもやたらリアル感があった。
 さらにイタいシーンも多かった。 特に冒頭の舌を切るシーン。 何か普段想像しない
 痛めつけられ方をすると、まさに増長して痛みが拡大してしまう(笑)
 人間の姿をしていながらも、孤高の殺人者を演じる生田斗真は今までの出演作品にない、
 新たな人間像を描き出している。
 前作『僕等がいた(前篇後篇』やその前の『源氏物語 千年の謎』等、どうしてもソフトタッチな
 イメージが強かったからだ。
 ジャニーズ、役者専門の彼に、やはりこれからの期待は大きいかも。